Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東国大学校
2014年11月号 経営学部 Y.M

1.カルチャーショックについて

 私は日本で買い物に行ったりすることがあまり無かったので、食料品や日用品の物価の違いはあまりよくわからないのですが、交通費はとても安いと思います。韓国は距離で値段が決まっているようですが大体どこでも1050ウォン(約105円)でいくことができ、電車の本数も多いです。しかし、通学定期のサービスは無いようです。

 また学生証についている機能が多くて驚きました。交換留学生は大学内にある新韓銀行で口座を開設すると思いますが、学生証がキャッシュカードの代わりになり、チェックカード機能(カードでお金を支払えば口座から引き落とされる)も付きます。またT-Money機能(ICOCAのようなもの)もついており、申請をすれば寄宿舎のカードキーにもなります(もともとは別でカードキーを渡される)。チェックカード機能を利用する際にはサインが必要ですが、日本のように厳格ではなく、例えば後輩が先輩の学生証を借りて買い物をするといったことが普通に行われていて驚きました。

 他にも宅配のサービスが豊富で、ピザや中華料理以外にもチキン、韓食、ハンバーガー、トッポッキなどがお店で食べる値段と変わらない値段で宅配してもらえることにも驚きました。また食事については箸を机に垂直に直接置いたり、食べ終わったおかずの皿にご飯を乗せて混ぜて食べたり、最近は慣れましたがはじめは抵抗もありました。また電車内での通話が禁止されていないことや、宗教を信仰している人が多いことにも驚きました。東国大学は仏教の大学なので学内でスニムと呼ばれるお坊さんをよく見かけますが、学生の中にはキリスト教の人も多いです。

 

 

2.TOPIK試験について

 TOPIK(韓国語能力試験)は一週間ほどの申請期間にネットで受験申請を行えば受けることができます。申請は朝9時から始まるのですが、その日は語学堂の授業を休んで申請をする人もいる程、人気の試験会場(特に3~6級のTOPIKⅡ)はすぐに埋まってしまいます。東国大学でも実施しています。私もこの間初めて受けましたが、申請を初日の夕方に行ったため東国大学は人気ですでに埋まっており、別の大学まで受けに行くことになりました。

 当日は開場が12時半、試験開始が1時にも関わらず、入場は12時40分までであったり、問題解答には会場で配布されるペンを利用するのですが、修正の際に必要な修正テープを各自準備しないといけなかったり、初めて受ける人にとってはややこしい決まりもありました。特に今回は私にとって、外国で受ける初めての試験だったということもあり、いろいろ不安な思いをしました。次回からは入場時間が変更されるそうです。今後も他の変更もあるかもしれないので、試験を受ける方は受験票等をしっかりと確認するようにしてください。