Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東国大学校
2014年12月号 経営学部 Y.M

1.この留学を振り返って

10か月間の留学でどの程度語学力が伸びるのかを具体的にイメージできないまま出発しましたが、終わってみると、もっともっとうまくなって帰ってきたかったなぁというのが今の正直な感想です。このくらいできるようになりたい(例えば、韓国で就職したい)と目標をしっかり持っていれば、もっとうまく勉強できたと思いました。以前のレポートでは友人をつくる機会が意外と少ないと書きましたが、積極的に動けば10か月の間で多くの人との出会いの機会を作ることができると思います。私もボランティア活動や、サークル活動、友人の紹介等で東国大学以外の人や幅広い年齢の人たちと知り合う機会がありました。様々な人と話すことは自分の将来についても参考になると思います。

語学力については努力次第でTOPIK6級の取得も可能であると思います。他の学生の勉強方法や日々の過ごし方を知るのも良い刺激になるので、友人の勉強方法を聞いてみたり韓国以外のマンスリーレポートも読むようお勧めします。私は二人一部屋の寄宿舎暮らしだったので、学習面については教科書の音読など音を出してする学習には気を使うこともありました。しかしルームメイト(日本人)とは授業の内容について質問しあったり、その日あった出来事を話し合ったり、一緒に遊びに行ったり、体調が悪い時には助けてもらったり、いろんなところで支えてもらいました。また寄宿舎は校内にあるのでテスト期間中に夜遅くまで図書館で勉強したり、友人と会う機会が多く、サークル活動への参加もしやすく良かったです。

私はもともと連絡がマメな方では無いのですが留学中は自分から友達を遊びに誘うよう努力しました。最初の内は韓国語がうまく話せないという不安から韓国人を遊びに誘うのが難しいと感じるかもしれませんが、ネイティブの人と話す機会を多く持つことは語学学習の上でも重要で、留学の醍醐味でもあります。そして意外となんとかなります。自分から積極的に誘うことをお勧めします。

留学中に日本語で勉強をすることに抵抗がありましたが、留学を通して知識の必要性を感じることが多かったので、就職活動に向けたSPIの問題や、自身の研究分野など韓国や韓国語に関係ないことでも、できる勉強はして、機会があれば韓国語で発信していくべきだと思います。

 

2.帰国後どう留学経験を活かす予定か

韓国のアイドルやファッションに興味を持って留学を決めたのですが、実際に韓国に住んで韓国語を勉強していくうちに、韓国語(あるいは日本語という言語について)や、日韓関係、韓国文化の魅力を感じて興味の幅が広がりました。今後は身に付けた語学力を更に伸ばし、興味を持った分野の学習を進めていくつもりです。

留学中は言葉が不自由であることがかえって、自分の意見について自分の頭の中で考えることにつながりました。スピーキング、リーディング、リスニング、ライティングの中での得意分野や苦手分野から自分の性格について知ることもできました。これらは就職活動の自己分析に活かしていこうと思います。

卒業後の進路についてはまだはっきりしていませんが、日本にある韓国企業や韓国支社のある日本企業を中心に就職活動を行おうと考えています。韓国に住んでいる友人や、学生時代に韓国に留学し、卒業後ワーキングホリデーをしている友人たちにも話を聞きたいと思います。

まだ語学力に自信はないけれど将来韓国で働きたいと考えている人は、とにかく留学中に語学力を伸ばす努力をし、現地で様々な人と出会い、韓国での就職について相談をしてみるなど、やり方次第で可能性は出てくると思います。また、留学が直接就職には繋がらなかったとしても、留学で様々なものを得られると思います。がんばってください。