Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東国大学校
2016年11月号 国際文化学部 D.S

カルチャーショックについて

隣国だということもあり、文化も似ているように思われがちですが過ごしてみると違うことも多くストレスも溜まりやすいです。

例えば、あいさつや感謝、謝罪などの礼儀作法などの違いによるストレスをよく受ける気がします。具体的に言うと知らない人がよくぶつかってくるのですが日本であれば「すいません」という人が多いと思いますが、韓国ではそのような言葉がなくイライラするということが多いです。また明らかに年上、私たちでいうおじさんおばさんの人たちの言動は絶対という雰囲気もあります。例えば列を作って電車を待っていると周りの人より明らかに年配の人は並びもせず一番に入ったりします。若者は電車に乗れなく次の列車を待たなければならないという状態にもなったことがあります。そして危険だなと思ったのはタクシーです。韓国のタクシーの運転手の中には騙してやろうという考えの人がたまにいます。特に女性はタクシーの運転手がおじさんだった場合逆らえないというのが現状なので(韓国の女性曰く)、目的地に到着してもらえなかったりお金を多く取られたりという話をよく聞きます。実際私も被害にあいました。運転手がメーターを回しておらず、到着したら「メーター回してなかったので2万ウォンちょうだい(2000円くらい)」といわれ、5千ウォンくらいの距離だったので少しもめました。結局警察を呼びましょうという話をすると引き下がってもらえたので良かったですが、少し怖い思いをしました。

このように小さなことから大きなことまで様々な違いがありますが、その大きさに関わらずストレスを感じていることは間違いないので、自分のケアが必要であることを改めて感じました。特に小さなストレスは自分でも気づかずに溜め込んでしまうので危険だなと感じました。

 

研究 インタビュー

私は現在修士論文作成のためインタビューをしています。韓国に来た時からコミュニティーを作っていき、現在インタビューをしています。インタビューは質問するだけではなく帰ってきた答えにさらに反応して聞きたいことを深く聞く必要があるため語彙力が必要です。大変な点は多々ありますが、それでも韓国語でインタビューができるくらいになったと思います。学校だけではなくいろいろな場面で韓国語が使えるようになり勉強の成果を実感しました。