Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東国大学校
2017年4月号 政策学部 S.N

①環境について(学校設備など)

ソウルキャンパスはソウルの中心地にあり、明洞、東大門、南大門等韓国を代表するような観光地までほぼ徒歩で行けるという立地の良さで、交通の便にも恵まれています。また、大学周辺は比較的静かで落ち着いた環境が整っており、この環境は語学の勉強と様々な文化に触れ合う体験の2つを持って実現する環境が整っています。
キャンパス内は韓国の中でも坂が多い事で有名です。その為語学堂がある建物の4階から渡り廊下を歩いて本館に移動すると1階に到着し、またそのまま進むと寄宿舎の7階に到着する。という面白い構造になっています。
寄宿舎は2013年に建てられたばかりの綺麗な寮で2人部屋です。寮に入る時は1人1人ルームキーをかざし認証する必要がある他、24時間警備員が常駐しておりセキュリティ面で安心出来る環境が整っています。またこの寄宿舎には交換留学生の他、私費留学生、韓国人学生など多国籍に大勢の人が住んでいますがルームメイトはほとんど同じ国の人や同じ大学から派遣された人のように思います。初めは他の国の人と暮らしてみたいという気持ちもありましたが留学中の先輩から話を聞いていると、まだ語学能力が足りない自分にとっては言葉が通じるだけでなく同じ文化を持つ日本人が最適だと思うようになりました。
また大学には日本語が話せるスタッフが駐在していることはもちろん、交換留学生の為のバディプログラムや言語個別指導プログラムがあり、留学生の為の制度が整っています。

 

②環境について(空気汚染など)

2017年3月世界大気汚染物質濃度ランキングで韓国ソウルが2位になりました。1位はインド3位が中国です。
2泊3日程度の旅行であればたまたま天気がどよんでいる日だったなという認識だとおもうのですが、住み続けると快晴な日がめったに無いことに多少気持ちもどよみます。
そして韓国に来たばかりの頃、咳が止まらなくなった時があり風邪を引いたのかと思っていたのですが風邪薬をいくら飲んでも治らず空気汚染の為ではないかと言われました。同じ時期に来た他の日本人も咳を出す人が多く、私達は急な空気汚染に体が耐えられなかったのかもしれません。
ですが、語学の授業内で他の国の学生が「韓国は空気が綺麗だと思いました」と発言していて、話を聞くとその子の地元では工場が沢山あり空気汚染がより深刻なようでした。
今まで空気に対して考えて生活したことはありませんでしたが日本を離れたことで環境保全の大切さを心身ともに感じることが出来、さらに日本の空気は綺麗で素晴らしく恋しくなるものだと気づけました。