Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東国大学校
2018年5月号 文学部 H.B

授業紹介

・語学堂について

語学堂とは大学付属の韓国語学校です。通常の大学の授業のように1限だけ、4限だけというスケジュールではなく、月曜日から金曜日まで毎日4時間、授業が行われます。授業が午前になるか午後になるかは、最初のクラス分けテストによる級で異なります。語学堂申請は任意で、語学堂のみ、学部授業のみ、語学堂+学部授業、という様にその履修状況はさまざまです。語学堂も大学によってそれぞれ特徴があり、東国大学の場合はライティングに力を入れているようです。2、3日に1度の単語テスト、週に1度の小論文作成、新聞記事の要約の課題、それに加え中間試験と期末試験。そして6級では報告書(語学堂における卒業論決して楽な授業ではありませんが、すべてやりきると確実に力が付くカリキュラムです。私は先日6級を修了し語学堂を卒業しましたが、受けてよかったなと思いました。

 

・学部の授業について

私は語学堂と平行して学部の授業を1つだけ履修しています。「グローバル韓国史」という授業で、韓国の歴史をグローバルな視点で見つめてみようという内容です。課題もテストも非常に難しいのですが、韓国人の歴史観を知ることができるので面白いです。

韓国の大学では一学期の間に中間試験、期末試験、課題(レポートや、グループ発表など)があり、日本の大学の授業の感覚でたくさん履修してしまうと、本当に苦労します。(語学堂にも通っていると尚更です。)なので無理のない程度に楽しい留学生活が送れるよう、余裕を持った履修計画をお勧めします。

 

生活費について

韓国の物価は安いというイメージがあるかと思いますが、決してそんなことはありません。地下鉄代、タクシー代などの交通費や、お酒代は確かに日本よりも安いですが、外食費、化粧品など日本と物価はほぼ変わりません。しかも南山寄宿舎は自炊禁止で、ほぼ外食になってしまうため、月々の食費だけでも3万円ほどかかります。さらにトイレットペーパー、シャンプーなどの消耗品は日本よりも高いくらいです。私の月々の生活費はだいたい5~6万円ほどです。留学の際の生活費予算の参考になればと思います。