①試験について
試験は日本と同じで中間考査と期末考査に分かれています。
私の受けた授業の試験はオンラインで行われました。カメラをオンにして先生が送ってくれるフォームに入力して提出したり、写真を取って送るなどするのみだったので、至って簡単でした。
語学堂の試験は、級によって違いますがほとんどが読み、聞き、書き、会話のテストがあり、授業の中で行われるプレゼンも、テストと同じくらい成績に重要でした。
この夏語学堂を卒業したのですが、最後の級でのテストは作文と会話だけだったのでそこまで負担では無かったのですが、自分が関心のある話題について報告書を約二ヶ月にわたって書かなければならず、これを作成することが卒業できる条件でもあったので相当みんな苦戦していました。資料を見つけることから大変で、日本語でも難しかっただろうなと思いながら完成させました。
韓国には日本と比べられないほどたくさんカフェがあるのですが、試験前はどこも満席になります。日本の学生よりテストに熱心だなと思いました。
②先着制度
日本では人気のある履修科目など、一定の定員が超えると抽選になることが多いですが、韓国の場合は先着です。2学期の履修登録のため履修登録が始まる時間ぴったりに申し込んだ科目があるのですが、それでも外れたので驚きました。
アイドルのコンサートチケットなども同じです。日本ではある程度申し込み期間があるのでその間に申し込んで、後日当選落選が発表され、席も運なことが多いですが、韓国の場合は指定された日に席まで自分で指定して決済までその場で終わらせなければなりません。
また、その時間にアクセスが集中して繋がらないことも多いですが先着なので粘り強く待つしかありません。そのため家のパソコンでは電波が少し遅く繋がらない場合があるので韓国特有のPCバンに行くことが多いです。PCバンとは、パソコンとイスがずらりと並んでいるお店のことを言います。日本のネットカフェとは違い、本などがあるというよりは本当にパソコンだけが並んでいます。街中のどこにでもあり、普段はゲームをしているお客さんが多いです。
履修登録の日や人気のあるアイドルのコンサートチケット申し込み日には何十台もパソコンのあるPCバンが満席になります。