Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

復旦大学
2011年12-1月号 法学部 Y.K

[冬休みについて]

まず、12月24日から1月3日まで年末年始の休みがありました。その後、1月9・10・11日と期末試験があり、試験後すぐから新学期の授業が始まる2月27日までが冬休みとなります。冬休みの間には旧正月がありますし、長期休暇を利用した旅行にも行きたかったので、私は冬休みではなく年末に1週間だけ日本に一時帰国しました。日本での1週間は用事を済ませるとすぐに終わってしまい、少し短すぎたかなとも思いましたが、丁度日本が恋しくなっていた時期ということもあり、良い気分転換になりました。

冬休みに入ってすぐは、新学期から部屋を変わることになっているので、部屋の変更手続きや引っ越しなどをしていました。引っ越しが一段落してから、杭州・紹興へ2泊3日の旅行へ行きました。3号線で上海南駅まで行き、そこからバスで2時間半程で着きました。杭州では初めてユースホステルを利用しました。石鹸や歯ブラシといったアメニティはありませんが、タオル類は付いていて、部屋もホテルとそう大差なく、ツインだとホテルの約半額程度で宿泊できました。スタッフは外国人慣れしているので言葉も通じやすく、ネットもあったりととても便利でした。ただ、看板が小さいということと、奥ばったところにあったため、最初見つけるのに苦労しました。杭州国際青年旅舎というユースに泊まったのですが、西湖や清河坊街からも近く、立地もとても便利でした。昨年の短期留学時に1度杭州には訪れたことがあったのですが、今回は西湖を1周することが出来たりと、ゆっくりと過ごせて良かったです。杭州へ2泊し、3日目の朝にバスで紹興へ向かいました(約1時間)。紹興は魯迅の生まれ故郷ということでしたが、観光の仕方が今ひとつ分からず、半日ということもあり、あまり観光できませんでした。紹興の町は工業地という印象を受けました。

 

≪杭州・西湖≫         ≪年夜飯≫                          ≪豫園≫


今年の旧正月は1月23日でした。中国人の友達が自宅に招待してくれたので、22・23日は友達の家で一緒に年を越させてもらうことになりました。夕食を食べた後は、日本の紅白歌合戦のような中国の年末恒例番組を見て、年越し時に食べる水餃子を一緒に包み、11時頃に爆竹を鳴らし、水餃子を食べて年を越すといった、中国の年越しを経験させてもらいました。大晦日に食べる年夜飯には、チャンスを掴むという意味で豚足や鳥の足などが並びました。爆竹は厄除け・花火は発財という意味があるらしく、普段でも週末などに鳴っていることがありますが、旧正月時は普段とは比べ物にならないくらいにバンバン花火が上がっていました。日本の年越しとあまり変わらないものでしたが、全てにおいて日本より派手な印象を受けました。また、次の日の夜は豫園に行ったのですが、旧正月の飾りがとても賑やかで綺麗でした。また、旧正月の5日目・15日目といった区切りの日には12時頃にいたる所で花火が上がっていたり、旧正月前後はとても騒がしいですが、面白いです。

 

≪羅平≫             ≪麗江古城≫                  ≪香格里拉・ナパ湖≫

 

2月初めに、友人と二人で1週間雲南省へ旅行に行きました。上海から飛行機で昆明へ向かい、麗江・香格里拉と周り、帰りは麗江から上海へ帰りました。昆明では、バスで3時間半くらいの羅平という所へ菜の花を見に行きました。菜の花の見頃は、2月末から3月中旬らしく、一面というわけではありませんでしたが、とても綺麗でした。昆明から夜行電車で麗江へ向かいました。夜行電車は寝台の柔かい方(168元)を選んだので、とても快適でした。麗江には3日間ほど滞在したのですが、麗江古城内はお土産屋さんや屋台等とても面白く、タクシーも捕まり易いですし、観光するのには最適でした。麗江からバス(行きは5時間・帰りは4時間)で香格里拉へ向かいました。香格里拉はとても自然が多く綺麗な所で、食べ物はチベット料理で美味しかったです。昆明はあまり見るところがありませんが、麗江は土産物屋を観てるだけでも面白いですし、香格里拉はチベットの雰囲気で趣深く、ヤクの肉やヨーグルトがすごく美味しかったです。友人と私は、今のところ雲南がこれまでで一番面白いと意見が一致しました。