日本から持ってきてよかった物
ベトナムに荷物を送ると、荷物を受け取る時にかなり高い関税を支払わなければなりません。物によって関税の額は違いますが、化粧水など化粧品類はとても高いと聞きました(数個で1万円ほど)。なので留学中に荷物は送ってもらわない前提でスーツケースの中に入れるものを決めたほうがいいと思います。
ベトナムに持ってきてよかった物は化粧品類です。シャンプーなどはこちらでも買えますが、化粧水などは百貨店に行かなければなりませんし、関税のせいで日本で買うより高いです。ちなみに日焼け止めはこちらでも買えます。
持ってくればよかった物は冬服と食料です。日本に比べ冬は短いですが、コートが必要です。ベトナム製の服はサイズが小さく、あまりよいデザインのものがないので冬服を探すのに苦労しました。また食料についてですが、学校の近くでご飯を食べるとなると食べ物の種類が少ないので飽きてしまいます。日本食スーパーはありますが、日本の倍の値段で売っていることがほとんどなので日本から持ってくることをおすすめします。
反対に持ってこなくてもよかったと思うのは薬です。こちらで風邪をひいた時、日本の薬を飲んで治りません。風土が違うからでしょうか。風邪をひいたら病院に行って薬をもらいましょう。
最後にスーツケースは鍵付きのものを選ぶべきです。住む場所にもよりますが、部屋に鍵付きの家具がないことがほとんどだと思います。最近はハウスキーパーに物を盗られた、勝手に使われたという話をよく聞きます。本当に大事なものはスーツケースで保管しましょう。
交友関係について
留学というと友達がたくさんできてワイワイ、というイメージがありますがベトナムでは少し苦戦しています。一番の原因は経済状況です。
まずベトナム人以外の外国人について。私のクラスにはモーザンビーク人やスリランカ人がいますが、一緒に遊びに行こう、ご飯を食べに行こうと誘おうにも彼らが一体どの程度ならお金が出せるのかわからないので誘えない、また反対に彼らも彼らでこの問題がわかっているので誘えない、といった感じです(もちろん男女問題もあるだろうけど)。授業終わりに学校の近くでご飯を食べる程度ならお互いに気を遣わないのですが…よって同じ国同士で行動してることが多いです。ベトナム人についても同じことが言えます。仲良くなってもベトナム料理以外の店に食べに行こうと誘えない、旅行などにも誘えない…。全員がそうとは言いませんが、やはり誘えない場合が多いです。ただカフェで話すだけなら誰とでもできますが、少し贅沢をするとなると難しいです。日本人なら気にせず出せる1000円が彼らには出せない。日本で留学生と交流するのと大きく違うな、と感じました。
そこでおすすめなのが学校行事に参加することです。それほど多くはありませんが、仲良くなる絶好のチャンスです。行事のスケジュールは後のマンスリーレポートで詳しく書こうと思いますが、秋に多く開催されました。教室以外でかつお金の問題を気にせず交流することができる最良の方法だと思います。