グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ハノイ大学
2014年3月号 文学部 Y.M

カルチャーショックについて  この話をするとキリがありません。同じ中国語圏の国なので元々の文化は似ていますが、やはり後進国、そして社会主義なので日本での暮らしとは全く違いました。  特に生活面について辛いことが多かったです。そこらじゅうにハエやゴキブリ、ネズミがいる、レストランでは食べかすを床に捨てる、道にごみをすてる、窓やドアが閉まらない、閉めれたとしても隙間がある、朝5時から夜12時を過ぎても大きな音量で音楽をかける、ハウスキーピングが人のものを盗むなどなど。また月に1度は停電、断水がありました。  そして食事面でも違うことが多かったです。社会主義の国なので物があまりありません(もちろん食事面だけではありませんが)。例えばマクドナルドがなかったりスターバックスコーヒーがなかったり。ベトナム料理以外のものがあまりなかったので(もちろんハノイ中心部に行けばありますが)毎日ベトナム料理を食べることになり、その結果すぐに飽きてしまいました。  考え方についても違う点が多くあり、日本人はお金持ちだからと言われることが多かったです。ひどい場合は会計を日本人だけにさせることも。物を買うときは日本人だからといって10倍の値段で売りつけられることもありますし、学費や寮費といった大学が関係している機関でも国籍で値段が違ったりと図々しいと思う場面もたくさんありました。  日本で留学生と仲良くする機会が多かった私ですが、驚きと怒りの連続でした。日本にいる時と同じように曖昧な返事をしていては行けません。自分に不利になるようなことがある場合はしっかり怒らなければ通じない、そして怒ればどんどん自分が不利にならないようにもっていける、ワールドスタンダートとは違うかもしれませんが、東南アジアでは必要な常識だと身を持って知りました。 食生活について  寮では基本料理をしてはいけないことになっているので、外で食べることが多くなると思います。一番大変だったのは料理の種類が少なく、飽きてしまうということです。学校のすぐ近くにご飯屋さんは何件もあるのですが、フォーやブンなどの米麺、チャーハン、バインミー(フランスパンのホットサンドイッチ)、おこわ、コムビンザン(おかずを自由に選べる)しかありません。これらは100円~200円の間で食べることができます。少し歩けばロッテリアとチェーンのイタリアンのお店がありますが、値段が高く500円~1000円です。ちなみにハノイでは大学の近くのお店は一般的に安いと言われています。ハノイ大学の周りは他大学に比べると少し高いですが女学生が多いためおいしいと言われています。  ハノイでは値段の高いお店であろうとハエやゴキブリがいる中での食事となります。もちろん高いお店の方が虫は少ないですが、完全に虫がいない状態での食事ができるところはあまりありません。日本人経営の日本料理屋では比較的虫を見ることは少ないと思います。  もう一つ私が辛かったのは地元の人が商っているお店では肉を食べるとき、毛を抜きながら食べなければならなかったということです。これが嫌でなるべく肉を食べないようにしていました。  とはいえハノイはフルーツ天国です。150円で1kgのマンゴーが買えたり、1年中スイカが食べれたり。私のおすすめは6月にしか食べれないライチとやはり定番のマンゴーです。スーパーのものより自転車でおばさんが売りに来るもののほうが安く新鮮だそうで、私もずっとそちらで買っていました。ベトナム語を早く覚えてぜひフルーツに挑戦してみてください!