グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ハノイ大学
2014年6月号 文学部 Y.M

この留学を振り返って  正直、本当に本当に生活が大変でした。日本での生活とはかけ離れていたからです。虫やネズミ、洗濯機がない、クーラーがない、鍵がない、ハウスキーピングによる盗難…人間としての最低限の尊厳が守られてない!と思ったこともありました。  ハノイでの生活を聞かれる度に、ネズミを殺せるようになった話や毛を抜きながら肉を食べるという話をします。ウケはいいです。そしてみんなに「いい経験をしたね」と言われます。そして「でも自分は絶対したくないわ」と。  私自身これらの経験が何の役にたつのかわかりません。それ故に悩んだこともあります。自分は一体何の技術を身につけているのか、こんな苦労は必要ないのではないかと。  お金を払って他に家を借りれば、毎日いいレストランに行けばもっとストレスのない生活ができたと思います。実際友達の綺麗な家に泊まらせてもらった時は本当に感動しました。  でも私は意地で1年間ルームシェアをして大学寮で住みました。恐らくハノイに住む日本人の中では最低レベルの生活です。私は自分の稼いだお金だけで生活をしてみたかったのです。  幸いにも友達に恵まれ、学校、寮、会社、日本人コミュニティ、日本人とベトナム人のコミュニティ…本当にたくさんの友達を作ることができました。そしてそのおかげで厳しい生活の中でも楽しくやっていくことができました。ベトナム語をしゃべれるようになろう!と思ったのもいろんな人と話したいと思ったからです。  ハノイ大学への派遣は私たちが一期生でしたから、龍谷大学がハノイ大学からもらっていた情報は少なくまた事実と異なることが多かったです。本当は英語の授業をメインにベトナム語も勉強しようと思っていましたが、がっつりベトナム語を勉強してしまいました。勉強するからには3カ国語を話せるようになる!最初の生活はベトナム語がわからず大変でしたが最終的には簡単な通訳ができるようになりました。英語に対して苦手意識を持っていた私にとって外国語を話せるようになった、というのが自分の中で自信になったおかげで、また日本語や他言語をなるべく使わずにその言語のみを使って勉強するという癖をつけたおかげで英語に対するアレルギーがなくなり、その後英語の勉強がしやすくなったと感じています。  当初の留学目的からは大きく違った留学生活でしたが、本当に満足しています。苦労が多かった分、自分で乗り越えた感が大きいからです。もう一度ハノイ大学に留学したいか?と聞かれたらしたい!と答えます。大変でしたけどね。でも今はベトナム語も話せるし、友達もたくさんいる。前回より楽に生活できると思います。マンスリーレポートでは不満ばかり書きましたが、ハノイ大学に留学できてよかったと思います。次に行けるのはいつかなぁ。