Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ハノイ大学
2014年2月号 国際文化学部 M.I

余暇の過ごし方

テト休暇について:2月は旧正月(テト)ということで、お店のほとんどが閉まります。なので、この間どうやって食料を確保するか、ただでさえ娯楽施設の少ないハノイでどう過ごすか、が課題となりました。結果、某有名チェーン店が年中無休で開店していたため、なんとかなり、買いだめしたインスタント食には手を出さないことになりました。キッチンのない生活は不自由であると改めて思います。

また、テト前は、ハノイにいるほとんどの人が田舎へと帰省していくため、大量のお土産を積んだバイクで道路が大渋滞となります。荷物をいくら積んでいようと、みんな糸縫い運転をし、テトの事で頭がいっぱいなのでより不注意です。たくさん事故も見ました。テト前の交通状況は普段より危険と言えるでしょう。

テト休暇を利用し、多くの在住外国人は国内・海外旅行に出かけます。そして多くのベトナム人は故郷へ帰り、家族団欒を楽しみます。

 

普段の余暇の過ごし方:ボランティア活動に参加したり、国内旅行へ出かけたり、ハノイ探索をよくしています。ボランティア活動の一環として、1泊2日でYenBaiにあるモン族の小学校へ「春を届けよう」というプロジェクトに参加したことがありました。それは、山頂に住み物資の補給が難しいモン族の方(特に子どもに向け)物資を送ろう、現地の子供たちと遊ぼう、という交流プログラムです。そこの人たちの多くは、生涯その地で暮らし、町以外の人との交流が少ないのです。そこの小学生の子どもたちは、寮に住んでいました。土日は実家に帰りますが、山1つ越えなければいけないので、平日は寮暮らしです。道に電灯がないので暗くなるのも早いです。学校のトイレは、トイレという場所があるだけで、野外でしているのとなんら変わりません。ハノイやホーチミン、大都市を除けば、その他の地域にはあまり物がない、仕事がないのが現状です。

友人とNinhBinh、VinhHaLong、HaiPhong、Hue、DaNangやHoi Anへも行きました。陸路移動がいかに辛いかをよく学びました。バス会社はお金儲けのために定員以上の乗客を乗せ、中には床で寝ている方も。途中、物売の方が商売のために乗ったりもするので、移動スペースがないほど人に溢れているバス内では、はやく降りてと願うばかりです。

ハノイといっても、街中と郊外とさまざまな場所があります。街中には博物館や美術館、お洒落なカフェがあり、郊外へ行くと人の少ないのどかな田舎を楽しめます。