Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

逢甲大学
2023 年 6 月号 国際学部 Y.J

1.この留学を振り返って

楽しかったけれど、残念だったところもあった。最初は台湾料理が口に合わず苦労した。脂っこくて台湾の調味料の味が強く、3ヶ月ぐらいはデザートだけで食事を代替したこともあった。しかし、台湾の友達と一緒にいろんな場所を回りながら試してみたり、我慢しながら食べてみたりしていくうちに結局は台湾料理にはまってしまった。今では一番好きな食べ物は「パパイヤミルク」と「アヒルご飯」。帰ってからもずっと思い出すと思うぐらい美味しい。授業では英語と中国語を選択できたので、様々な授業を受けることができた。成績に対するプレッシャーは日本よりもある雰囲気だったか、その分みんな授業に熱心に参加してくれて、楽しく過ごした。特に、「台湾文化紹介」という授業が印象深かった。台湾の小学校に行って公演をするカリキュラムだったので、講堂を借りて練習したり企画を立てたりする活発な授業が多くて面白かった。

残念だったのは中国語。1年間で中国語が上達するだろうと軽く考えていたが、私が思っていたより上達しなかった。まだ日常生活できちんと中国語を話せるレベルには至っておらず、話すたびにたくさん考える必要が今でもある。留学が終わっても中国語を使いこなすためにこれからも勉強を続けたい。これから留学をする人は留学する前に中国語をできるだけしっかり学んでいくことをおすすめしたい。そうすれば、もう少し早く中国語が上達できると思う。

 

2.留学経験をどのように活かすか

現在、4年生で就活中で、面接やエントリーの作成に積極的に活用している。例えば、台湾の交換留学中に友人と一緒にバイクで台湾一周回りをしたことがある。このエピソードを通じて、私は計画性とチャレンジ精神を学んだとアピールしている。実際の面接で、このエピソードについて多くの質問があり、面接官に良い印象を残したこともあった。ただし、業界によって受ける印象は異なると思う。国際的な関わりが主な業界では、このようなエピソードを好む傾向があるが、国内事業が主な業界では「国内事業が多いですけど、大丈夫ですか?」と心配のある質問が出てきた。

また、友人たちとの間でも良い話になると思う。私は韓国人留学生として龍谷大学に在籍しており、そこで交換留学生として二重留学生活をしているのはかなり特殊な経験だと感じている。本当に特殊な状況であるため、人々にもっと面白く話すことができると思うけど、交換留学という経験が大学生にしかできない特別な経験であり、少しでも留学を考えている人は是非試してみることをおすすめしたい。その経験を話すことで友人たちにも良い刺激を与えることができるかもしれない。