環境について(大学施設/サービス、住居、街並み等)
今回は私が通っている京畿大学のスウォンキャンパスの施設について紹介したいと思います。
まず京畿大学はとても広いです。龍谷大学よりも土地が遥かに広大で、講義棟の数も龍谷大学より多いです。そして大学自体が坂の上にあるため、どの講義棟に行くにも必ず険しい坂道を登らなければいけません。今はまだ暑すぎもせず、寒すぎもしない過ごしやすい気温なのでいいのですが、夏にこの険しい坂道を毎日歩かなければいけないと思うと今から体が重たいです…。
キャンパス内は施設がとても充実していて、食堂やコンビニだけでなく、郵便局や銀行(新韓銀行)もあります。寮費の支払いや銀行口座の開設も大学内にある新韓銀行で行いました。
図書館は京畿大学のアプリのモバイル学生証を入場ゲートにかざすと入ることができます。図書館には本だけでなく自習室もたくさんあります。自習室の席の予約は京畿大学の図書館のホームページから簡単に行うことができます。テスト期間は24時間開放されており、いつでも利用することができるのですが、学生たちは図書館の自習室で勉強をするため席の予約が困難だそうです。
これは龍谷大学には無いので面白いなと思ったのですが、京畿大学には学科の部屋(과방)があります。各学科の学生たちが自由に使える部屋で、私たち日本人留学生は日語日文学科に所属しているわけではないのですが、日語日文学科を専攻している韓国人の友達が多いため、私たちも一緒に日語日文学科の学科の部屋で勉強したり、出前をとってご飯を食べたりしています。
あとは外に木の机やベンチがある龍谷大学でいうところのウッドデッキのような場所もあります。日々の勉強に疲れてしまった時は外のベンチに座ってみたり、広いキャンパス内を一周お散歩してみたりして気分転換をするのもおすすめです。学校内で友人たちと出前を頼んでみんなで楽しそうに食べている学生、スポーツに励む学生、コーヒーを飲みながら熱心に勉強をしてる学生などなどの様々な韓国の大学生の様子を観察することができて楽しいのでおすすめです!(^.^)b
グローバルKについて
3月号のマンスリーレポートでも少し紹介した私たち交換留学生のサポートをしてくれる【グローバルK】という団体について紹介したいと思います。
【グローバルK】は京畿大学に留学に来た交換留学生たちが学校生活および、韓国での生活に早く慣れるように助けてくれる学生協力団体です。グローバルKのメンバーは1学期ごとに新しく変わるのですが、それぞれ英語チーム、中国語チーム、日本語チームに分けられています。グローバルKとして活動するために倍率の高い試験を受け、それに合格したとても語学が堪能な学生たちなので、それぞれの言語で世界各国から来た交換留学生と交流することができます。
またグローバルKの中にはバディー制度というものがあり、先ほど述べた語学が堪能な学生たちが交換留学生のバディーとなってお世話をしてくれます。もし分からないことがあってもバディーの方が優しく教えて助けてくれます。例に出すと、日本人交換留学生は6人いるのですが、日語日文学科の日本語チームの学生が2人いらっしゃるので、日本人交換留学生は3人ずつで2チームに分かれています。2チームに分かれてはいるものの、お互いのチームで交流がないわけではなく、日本人6人と日本語チームのバディー2人の計8人みんな仲がいいです^^
いつもいつもグローバルKの方々にはお世話になっているのですが、韓国に来て1番初めにお世話になったのは空港でのピックアップで、最近お世話になったことは外国人登録証の作成や韓国の銀行口座の開設です。自分1人で複雑な書類などを準備するのは大変なのでとても有り難いです。特に履修登録に関しては、韓国の大学の履修登録は現地の学生でも厳しいもので、交換留学生の学期はじめの履修登録はバディーの方が代わりにしてくださいました。
グローバルKは交換留学生に向けて様々なイベントも開催してくれます。主なイベントは韓国の文化体験なのですが、5月の初めに行われる景福宮に行くイベントに参加する予定なのでとても楽しみです。
グローバルKの学生の方々のおかげで本当に毎日が楽しいです。先述した通り、グローバルKのメンバーは学期ごとで変わってしまうので、今学期が終わってしまう前に今のグローバルKの方々ともっと仲良くなりたいと思います。