Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

中央民族大学
2017年12月号 国際学部 S.T

試験について

テストはどのクラスも中間テストと期末テストがあります。前期では写作がなかったので、まず写作のテストについて説明したいと思います。

写作のテストの内容はほとんどが宿題から出てきます。なので宿題を毎週しっかり提出していればテストは全く問題ありません。しかし写作のテストはクラスによって形式がかなり異なります。私たちのクラスは辞書などを使用してはいけなかったですが、他のクラスでは辞書を使用しても大丈夫でした。写作の授業は週に1回しかないので特に日頃の授業が大切になってきます。

写作以外のテストも授業をしっかり受けていればテスト前にそんなに焦って復習しなくても問題ありません。総合のテストは、授業でやった本文の内容はほとんど出ません。出題されるのは本文の中の語彙についてです。その語彙を使って問題に答えるという形式です。単語や量詞も覚えておいた方がいいです。口語のテストは先生と一対一で行われます。与えられた単語を使って短語をつくる問題や絵をみてそれについて答える問題などがあります。私個人としては口語が苦手な方で、かなり緊張しました。聴力はそんなに難しくありません。設問の文が少し長いと感じるくらいです。閲読は読解問題で構成されていて、すべて選択でした。クラスが上がっても、普通に授業を受けていれば良い成績を取れます。そんなに心配する必要はありません。

 

留学生汉语汇报表演

中央民族大学では、春学期と秋学期にそれぞれ1つ大きなイベントがあります。春学期は国際文化節という文化祭のようなイベントがありました。秋学期は「留学生汉语汇报表演」という留学生によるクラス対抗の演劇大会が期末テスト直前に行われました。本科のクラスと語言生のクラス合わせて10クラス以上が参加しました。本番の1か月前をきったあたりから各クラス演劇の内容を相談して決めていくという感じでした。私のクラスはシンデレラを基に少しアレンジを加えた演劇をしました。私のクラスは男性が私を含めて2人しかおらず、男の役割が非常に重要です。他のクラスも比較的女性の方が多いです。演劇の時間は8分から10分でかなり短いです。学校のお金を使って衣装を借りることもできます。私のクラスは借りませんでしたが、半分くらいのクラスは借りていました。演劇の練習は基本的に放課後にしました。特に決まりはなくクラスで相談して練習します。本番の1週間前にリハーサルがあります。一応リハーサルですが、本番の会場でやるわけではありません。事前に採点する先生が各クラスの演劇の内容を把握しておくためのものです。リハーサルで指摘された問題点は直す必要があります。私のクラスは全体で2位でした。クラスみんなで一生懸命練習してきたので、喜びも大きいです。