① 試験について
今週は後期の試験について紹介したいと思います。
後期の試験科目は口語、聴解、閲読、総合、作文の5科目です。口語の試験は前期の試験の形式と同じで、先生と一対一で会話をする口頭試験です。留学半年を過ぎると緊張せずに自身の意見を言えるようになります。また、この学期も全科目の試験で高得点を記録すると名誉ある優秀学生賞に選ばれます。4班の時の試験内容と比べては単語のレベルも上がっていますし、時間もかかると思います。ですが、焦らず冷静に問題を解いていくとよい成績が得られると思います。今回の期末試験で最も難しかった試験科目は総合だと思います。
それでは、総合の試験内容を大まかに説明していきたいと思います。第一問目は听写と呼ばれる書き取り試験です。この听写の単語は全て教科書の進出単語の中から出題されます。日本人にとっては听写というのはとても簡単な問題だと思います。二問目は進出単語が一つ書かれており、その単語に適切だと思われる単語を書く問題です。三、四問目は主に文法の問題が出題されます。与えられた文法を使って一つの文を完成、又は間違えている文を正しく書き換える問題があります。そして、最後の問題は200~300字程度の作文です。今回のテーマは自身の実家についてでした。この総合の試験は本当に時間との戦いでした。
他の班ではどの科目が難しいかわかりませんが、中間試験や期末試験は日頃から復習しておくとそれほど難しい試験ではないと思います。
② 北京での忘れられない印象
最後の口語の授業で一人5分間以上の動画を撮影するという宿題が出されました。テーマは自身の留学生活というテーマです。条件は必ず自身が主役となって中国語を話すと言うことが課題です。2日間何を撮影するかを考えてようやく決まったサブテーマが「北京での忘れられない印象」でした。
私が第一に印象に残ったことは北京の天気だと思います。北京に留学に来るまでの北京の印象は冬の天気は悪くpm2.5が多く舞っている様子が思い浮かばれました。しかし、実際に北京に来たときは天気が良く、夜は満月が見ることが出来るときもあります。今は12月ですが、依然として北京の天気が良いのは中国政府の政策のお陰であると思います。二つ目に印象に残っていることは、魏公村にある国家図書館や西单にある本屋の広さです。国家図書館はものすごい数の中国の本が置いてあり蔵書数は3千5百万冊以上にもなります。また、国家図書館は民族大学から徒歩3分の場所にあるので是非行ってみて下さい。図書カードを作れば本を借りることもできます。西单にある本屋もすごい数の本が置いてあり、日本語、韓国語、イタリア語やロシア語の本が売っています。国家図書館にある本は難しい本が多いですが、西单の本屋は基礎の本から難しい本まであるので中国語を学習するのにおすすめの場所です。
私はきちんとした動画をいままで作成したことがなかったので、20秒間の1コマを45カット撮るなどで大苦戦しました。ですが、出来上がった動画は一生残るので良いと思います。是非興味があれば自分の留学生活を撮影してみて下さい。
「国家図書館の外観、内観」