Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

中央民族大学
2017年4月号 国際学部 T.I

①環境について

中央民族大学の学内はとても広く龍谷大学の敷地面積より2、3倍はあると思います。私がよく行っている大学の施設はスーパー、食堂などです。スーパーは大学内に2つあり一つは小さなスーパーで小卖部と言われています。もう一つは大きなスーパーで大学内の地下にあります。北京に来た時に足りないものがあるなら、地下のスーパーに行くと洗剤や電気スタンド、電池や文房具などもありほとんどの物がそろえられます。日本のスーパーと違う点は、レジ担当ではない店員さんが忙しくない時歌いながらスキップしていたということです。それには驚いて、中国と日本ではマナーや文化の違いがあると感じました。

また、大学の外にも様々な施設があります。日本でよくみる店もありセブンイレブンやケンタッキー、マクドナルドなどもあります。特にセブンイレブンは大学から徒歩5分くらいのところにあり日用品なども売っているので非常に便利です。

4月の北京の気候は前半が比較的暖かく過ごしやすいです。PM2.5も3月に比べたら大幅に少なくマスクを着用して歩いている人はほとんどいません。北京の4月の気候で印象に残っていることは4月の前半から半ばにかけて白くてふわふわとした物が飛んでいることです。これは「柳树」といって中国語の教科書で知った人も多いと思います。現地の先生は柳树のことを「毛毛」(マオマオ)と言っていました。毛毛は直接身体には害はないと思われます。また、毛毛対策にマスクをしている人も少なからずいました。

②体調管理

今月は北京での体調管理について紹介したいと思います。北京は4月から急に気温が高くなる時があり、30度を超える日もあります。そして、昼間はあれほど暑かったのに夜になると急に気温が低くなる時があります。この季節の変わり目に体調を崩してしまうこともあります。私も北京へ来てから二度体調を崩しました。体調を崩すと1日もしくは2日何もできない日になってしまい授業に遅れをとってしまうこともあるのでしっかり体調管理するようにしましょう。

体調を崩す前の体調管理方法としては、こまめに水分補給をすることが1つ挙げられます。北京は日本と比べて乾燥が激しく、肌がカサカサになることが度々あります。私たちが暮らしている寮ではウォーターサーバーがあり毎日水を飲むことが出来ます。また、国際教育学院にもウォーターサーバーが設置されています。注意しておきたいことは、水道水は飲めないということです。ですが、水道水を沸騰させると飲むことが出来ます。スーパーでは5元程度で1ℓの飲用水を買うことができるのでお勧めします。

体調を崩してしまった場合の体調管理方法としては、スーパーやコンビニなどで売られているポカリスエットを温めて飲むことをお勧めします。あとは、リンゴやミカンなどの果物を摂取することをお勧めします。学内には病院もあるのであまりに病気がひどい場合は行ってみても良いかもしれません。日本から持ってきた常備薬がある方はそれに頼りましょう。体調管理をして留学生活を元気に過ごしましょう。

「学内の公道」                                                                                      「公道に散らばっている柳树」