Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

中央民族大学
2017年5月号 国際学部 S.T

授業紹介

中央民族大学の私たち語言生のクラスは1班から9班まであって、9班が最上級クラスです。私は今学期は5班で過ごしています。クラスによって少し授業内容が異なるので、主に5班の授業内容を紹介したいと思います。

授業は月曜日から金曜日まであって、月・水・金は朝8時から11時25分までの昼までですが、火・木は午前中の授業が終わった後、昼休みをはさんで、13時から14時35分までの午後の授業があります。北京に来る前は午前中しか授業がないところが多いと聞いていたので、最初は少し驚きました。科目についてですが、口語、総合、聴力、閲読の全部で4科目です。口語と総合は週4日、聴力と閲読は週2日あります。口語の授業はスピーキングに重きを置いたものです。総合はまさに総合的な授業で、スピーキング、ライティング、リスニング、リーディングをまんべんなく学習するものです。聴力はリスニングで、閲読はHSKの教材を使って学習していきます。宿題は基本的に毎日でますが、多すぎず少なすぎずという感じです。どの授業もpptを使ってプレゼンする機会がけっこう多いです。

こういった必修の授業の他に、希望者だけが選択できる授業もあります。今学期は書法、絵画、太極拳、大学院生による補講の4つから選択できました。この中からいくつでも選択できますが、私は補講のみ選択しました。補講は月曜日と水曜日にあって、時間は夜の7時から8時半までです。

 

その他の活動について

中央民族大学では授業以外にも、様々な活動が行われています。この間、国際文化節というイベントを終えたばかりなのですが、そちらについては同じ龍大からの留学生のT.I君のマンスリーレポートをご覧下さい。

国際文化節の前には運動会も開催されましたが、留学生でも申し込めば参加可能です。留学生の参加率が高かった活動は、万里の長城への遠足です。休みの日に希望者が集合して、先生の引率の元、みんなでバスで行きました。大学から長城までは1時間くらいでした。それなりに楽しかったです。このように大学側から提供してくれるというのは、自分で計画する手間も省けていいと思います。最初にデポジットとして100元払わなければなりませんが、後で返ってくるので、実質無料で行くことができました。

上の授業紹介で述べたクラス別の活動もあります。例えばあるクラスでは休みの日にみんなで公園に行っていました。私のクラスは先日ある舞台を観に行きました。中央民族大学のとなりには、民族劇院という施設があり、中央民族歌舞団の演技を観ることができます。通常、チケットは80元するのですが、大学が負担してくれたので私たちは無料でした。今回の演目はセリフはほとんどなく、大部分が音楽と叫び声とダンスで構成されていました。内容が少し独特だったので、よくわからなかったですが、俳優のダンスはすごかったです。中央民族大学に来たからこそ観れたものなので、良い経験になったと思います。