Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

マレーシアサインズ大学
2025年 2月号 国際学部 S.D

①試験について

 

私は、今セメスターは3科目履修しており、そのうちの2科目はコースワークが100%であった為にテストはありませんでした。しかし、残りの1科目はコースワークが60%であった為、ファイナルテストを受ける必要がありました。ここで私が受けたテストを具体的に言うと、制限時間は2時間で2つの設問に回答するというテスト内容でした。テストを終えて感じたことは、非常に難しいなと思いました。今回のテストは選択肢がなく、全て記述問題であったために授業内容をしっかりと理解する必要がある上に、それを英語で回答する必要があるからです。なので、準備期間を有効に使う必要があるなと改めて感じました。少し、マレーシアサインズ大学の成績評価の話をすると、USMではほとんどの科目においてテストがあります。授業とテストの比率は授業によって微妙に異なりますが、ほとんどが6:4の割合だと思います。交換留学生なら、龍谷大学と同じC評価以上でPassすることができます。なので、テストがある科目の場合、できるだけコースワークで良い評価を得ることが重要になってきます。例えば、コースワークとテストが6:4の場合、コースワークでA⁻以上の成績を取ることができれば、テストの結果関係なく自動的にPassすることができます。そのコースワークの成績はテスト期間前に公開されます。私はSociology of Everyday Lifeという科目だけテストがあったのですが、プレゼンテーションやエッセイなどを頑張っていたので、コースワークにおいてA⁻という評価を得ることができました。何が言いたいかというと、できるだけコースワークを頑張って良い評価を得ることができれば、テスト結果がどんなに悪くても合格することができるということです。もし、USMに来るなら普段の授業はとても大切なので欠席しないでください。特別な理由がない限り3回以上欠席すると自動的にテストを受ける権利が剥奪されます。

 

②チャンギ空港について

 

今回は、所用でシンガポールの唯一の空港であるチャンギ空港を訪れる機会があったので、それについて書きたいと思います。チャンギ空港(シンガポール・チャンギ国際空港)は、世界有数のハブ空港であり、スカイトラックスの「世界の空港ランキング」で常に上位にランクインするほど、乗り継ぎのしやすさや施設の充実度、清潔さが高く評価されています。特に2019年に開業した「ジュエル・チャンギ空港」には、世界最大級の室内滝「レイン・ボルテックス」や植物園、ショッピングモールがあり、空港全体には無料の映画館や屋上プール、バタフライガーデン、ゲームラウンジなどのエンターテイメント施設が充実しているため、トランジットの時間も楽しめる魅力があります。さらに、MRT(地下鉄)を利用すればシンガポール市内まで約30分とアクセスも良好で、乗り継ぎ時間が長い場合には無料の市内ツアーを利用できるなど、利便性にも優れており、日本からは成田・羽田・関空などから直行便があるため、旅行者にとって快適で魅力的な空港となっています。シンガポールの物価は非常に高いことで有名ですが、お金を払ってでも体験する価値があると思います。機会があれば、シンガポールに足を運んでください。