Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

中国人民大学
2010年6月号 文学部 O.S

・試験について

中間試験は、精読、口語、聴力があり、期末試験は、すべての教科(精読、口語、聴力、写作、閲読)がありました。これは、クラスによって変わってくるので、他のクラスではテストが無い教科もあります。

・中間試験

精読は、中間試験までに習った所すべてが範囲でした。内容は、単語のピンイン、文法の誤りを直す、並び替え、文作り、長文(点数に関係なし)がありました。試験前の授業で先生が、どのような内容を出すかを教えてくれたので、試験勉強がしやすかったです。

口語は、試験当日に先生がテーマを発表して、それについて一人だいたい5分程度発表するという内容でした。テーマの内容は、それぞれの国の祝日、節句で、今まで口語で習った文法を使って発表をするということでした。20分ぐらい文章を作り、その後発表でした。

聴力は、授業で使用している教科書の続きをテストにしただけでした。

・期末試験 精読は、習ったところがすべて範囲で、試験内容は中間試験と変わりは無かったですが、長文だけが、点数に関係するようになりました。

口語は、試験前からテーマを与えられ、文章ができた状態で試験を受けました。内容は、教科書で習ったテーマ1つと、好きな雑誌、映画などから1つ選び5分程度発表という内容でした。あと期末には筆記試験がありました。

聴力は、中間と同じ教科書の内容でした。

写作は、文の誤りを直す、並び替えなどの筆記試験と、授業で習った、中国式の原稿用紙の書き方などの試験がありました。

閲読は、短い文章の穴抜き問題や、新しい長文などが出ました。

・余暇の過ごし方

余暇の過ごし方は、だいたい中国語の勉強か読書、パソコンを見ています。時々、友達とテニス、卓球、バトミントンなどのスポーツもしています。余暇の過ごし方は、人それぞれあると思いますので、日本にいる時からやっていることをすればいいと思います。また、こっちに来て自分で探してみてもいいと思います。私は、日本にいるときから、余暇に読書やテニスなどをしていましたので、それをこっちでもやっています。他の人は、買い物に行ったり、市内観光したりしています。中国語の勉強でも、HSKを受験する人は、HSKの勉強を中心に勉強をしています。私は、HSKを後期に受験しようと思っていたので、HSKの勉強はせず、中国人の友達と相互学習などをしていました。長期の余暇(ゴールデンウィークなど)は、旅行をする人が多いです。私もゴールデンウィークの時、友人とチベット旅行に行くつもりでしたが、チベット付近で地震が起こったため、断念しました。そのかわり、授業を休む形になってしまいましたが、後に友人とウルムチを目標にして旅行に行きました。授業を休む形になりましたが、私にとって最初の旅行だったので、とてもいい経験になりました。

・前期を振り返って

中国人民大学の留学生の前期の授業は、6月までです。だから、前期を振りかえってみたいと思います。2月に中国に来て、最初は本当に中国語が分からなくていろいろ苦労したことがありました。しかし、去年上海に短期留学していたこともあり、生活に関しては慣れるのが早かったです。中国語が分からなく困ったことも、友人達に助けてもらい解決できてとてもありがたかったです。授業が始まり、徐々に自分の中国語の能力が上がってきていると分かった時は、うれしく感じましたが、逆になかなか上達しないと感じた時はつらかったです。つらかったですけど、勉強が足りないと自分で思って、自分なりに努力した時期もありました。そのようなことがあって、今では最初の頃よりは、かなり中国語が上達したように感じます。前期は、中国に来て最初の旅行などさまざまなことがあり、とても楽しかったです。また、こちらに来てさまざまな人に出会い、いろいろと教えてもらい、とてもよかったです。こちらに来て、親や友人や先生などに感謝することが多くなりました。皆さん、本当にありがとうございます。