試験について 期末試験の科目は前期と同じく、総合・リスニング・ライティング・スピーキング・リーディングの5科目です。中間テストはライティング以外の4科目ありました。一番簡単だと感じたのはスピーキングで1対1で先生と対話する形式のものでした。反対に一番難しかったテストはライティングで「男女平等についてどう思うか」をテスト時間内に500字書くものでした。どうしても簡単な文法を使うと短い文章になってしまい、文字数が足りません。文法を理解するだけではなく、使えるように覚えることが重要だと痛感した瞬間でした。今回のクラスは高級なのでクラスメイトがみんなある程度の中国語のレベルがある前提で授業もテストも進むので、前回のクラスより何倍も内容が難しかったです。 私が感じたこと「中国から見る日本」 外に出れば家のことが分かるといいますが、海外でも同じことがいえます。日本を出て気づく日本のことというのが多々あります。特に日本は島国であり、他の国とは陸続きになっていないことから、他の国家とは大きく違う文化を築いてきました。漢字などをはじめ、最初は中国を真似て作ったものが数多くありましたが、時がたった今日本の文化は中国人が真似するものになりました。 世界においてトラディショナルカルチャーよりサブカルチャーの方が伝わるのが早いです。日本のサブカルチャーはアニメ漫画などを中心とするもので、ネットによって国境をすぐ超えます。いい現象とは言えませんが、youkuや土豆で日本で放映されたものが翌日には見れるのが現状です。海賊版がすぐ出回ってしまうのは悲しい事実ですが、その事実によって日本のアニメのファンが中国に増えている、アニメのグッツが売れることは海外のアニメファンが増えていることを表します。ファンが増えることは人口が今後減っていくであろう日本にとって市場拡大のチャンスなのではないでしょうか。 数年前から外務省が推奨している「クールジャパン」。日本のものをもっと世界に広めようというプロジェクトです。政府で推しているのも納得できるほど現在日本の文化は世界で熱いです。フランスなどをはじめ、世界各国でジャパンエキスポが開催されています。一時期の勢いがなくなったと評論する著者もいますが、日本のことわざで「継続は力なり」という言葉がある通り、継続することが結果につながっていくのだと私は考えています。 (写真は林業大学日中交流会にて日本のアイドル文化を紹介するアイドル講座をやらせていただいた時のものです。)