環境について
生活環境(主に物価と食事について)について紹介します。北京はかなり交通の便が良く、タクシーもかなり安いので学生も気軽に利用できます。公共交通機関は基本的に2-3元(4, 50円ほど)と、日本と比べてかなり破格といえます。北京は観光スポットも多いので、週末になると友達と連れ立って様々なところへ行っています。
次に日々の食事について紹介します。基本的に寮にはキッチンはついていますが、流しとスペースがあるだけで、自炊をするにも一からすべて揃えなければいけません。そのため留学生のほとんどが学校内の食堂やレストランで毎食済ませます。日本の場合だと、毎食家の外で食事をするとなるとかなりの出費になります。ですが中国では物価がかなり安いうえに、学校内の食堂やレストランは、外よりも何倍も安くなっています。しかも食堂の数も多く、あまり飽きるということがありません。むしろ種類が多すぎて悩むくらいです。その上、人民大は食堂がおいしいことでも有名だそうです。本当においしいです!ある時の食費を例に出すと、朝ご飯(炒飯と胡麻団子)2.5元、お昼ごはん(麻辣汤)17元、夜ご飯(おかずのバイキング)14元、合計33.5元(569円)でした。英語圏の高い物価に比べてかなりお財布に優しい国ではないでしょうか。できるだけ食費を抑えて、長期休みに旅行にもいきたいと思っていますが、なにせ大きな大陸ですので、一年では到底回り切れないなあと思います。
自由テーマ
バディープログラムについて紹介します。授業が始まる前後に、学校(正確には生徒が主体の活動とみられる)から、中国人をバディーとして紹介していただきました。バディーのマッチングを目的とした趣味などのアンケートがありましたが、実際周りの話を聞いていても、そのマッチングにはあまり意味がなく、趣味の全く異なる中国人が紹介されることがほとんどでした。それに加えて彼らは、英語は話せますが日本語や韓国語などは全く話せない人がほとんどでした。紹介直後は中国語に不安要素ばかりで、趣味も違う、中国語のみの会話に正直気が滅入りそうでしたが、本科生としてではなく、中国語を学ぶために留学している私たちには、中国人と友達になる機会が極端に少ないため、初めは辛いですが、この出会いは貴重なものなんだと考えるようにしました。そうしていく中で、友人を通して友人のバディーと、バディーを通して違う外国人と、と輪が広がっていきました。ある中国語の先生が「教科書に載る中国語と実際に中国人の話す中国語は違う。何よりも中国人と話すことが重要。」とおっしゃっていたように、日本でできるようなことではなく、同じ中国語の勉強だとしても、中国にいるからこそできることを念頭に、様々なことに挑戦していきたいと思います。