Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

中国人民大学
2018年4月号 経営学部 N.S

環境について

4月に入ってすぐに桜が見頃を迎えました。私は別の大学の日中交流会に参加し、お花見に行きました。大学からバスで20分ほど行ったところにある玉淵潭公园は、北京のお花見スポットの一つです。この公園はとても広く、桜の種類がたくさんあり、早咲きの桜や遅咲きの桜もあるので3月下旬から4月下旬頃まで桜を楽しむことができます。

春の暖かさをうれしく思っていた矢先、4月になっているにもかかわらず雪が降りました。私はその日、内モンゴルのツアーに参加しましたが、バスで6時間の予定が、雪のせいで15時間もかかりました。また、暖かい日でも夜は冷え込んだり、雨が降ると気温が急に下がったりして、服装に困ります。4月の天気は気まぐれです。

中旬になると、外は綿毛が飛び始めました。これはポプラと柳が原因だそうで、この時期になると綿毛に包まれた種を飛ばすのです。私にとっては物珍しい光景ですが、中国の学生からすると毎年のことなので特に気にする様子もありません。綿毛が漂っていたのはほんの数日でした。

4月下旬になると、とても過ごしやすい気温が続いています。天気も良く、日が暮れて涼しい時間になると、グラウンドには大勢の人が体を動かしにやって来ます。広場ではおばさま方がダンスをしていたり、大学内にはいくつかジムもあって、みんなよく運動します。

 

授業以外の過ごし方

授業は午前中で終わります。午後はよく学校内や近くのショッピングセンターまで散歩したり、スーパーに買い物に行ったりします。そのあとは洗濯したり、掃除したり、お昼寝をしたり、寮の部屋か自習室、または近くのカフェで勉強したりして過ごしています。週末は友達と学外に遊びに行きます。

また、私はいろいろと交流会に参加しました。人民大学の交流会だけではなく、すぐ近くの理工大学のお花見に行ったり、少し離れたところの科技大学の交流会に参加して、日本語学科の学生たちと知り合いました。先輩の紹介で参加した日本語の勉強会では、日本語を学ぶ社会人の皆さんと知り合うことができました。あと三月のことですが、日中交流のイベントで日帰りで天津旅行にも行きました。 知り合った人たちとは、普段wechatでやり取りしていて、たまに宿題も手伝ってもらっています。予定が合えば昼食や夕食を一緒に食べたり、お出かけしたり、映画を見に行ったりしました。日本語の勉強会で出会った人とは、週に2回くらい電話で相互学習をしています。相手の日本語能力は高いので日本語を教えるのは難しいですが、いい勉強になるので続けていきたいです。中国語のクラスメートも出身は様々ですが、交流会やイベントにも中国語や日本語ができる別の国の人がいたりするので、人が集まるところに行くといろいろな国のことを聞けて面白いです。