危険を感じたこと
中国に来てもうすぐ四か月になろうとしていますが、犯罪的な意味で危険を感じたことは私はありません。もちろん衛生的な問題や交通の問題で、気を付けなければ危ないなと感じることはよくありますが、いずれも自身の注意力と関係するものが多いように感じます。人民大学の近くには北京大をはじめとする様々な大学や、ショッピングモールなどの施設も多く、道すがら人に会わないということがほとんどなく、むしろ常に人とすれ違っていると感じるくらいです。もちろん歩く時間帯や場所、通り、人数などによってリスクはかなり変わってくると思いますが。中国に来る前は、あまりにも未知である中国での生活に必要以上に不安を抱いていましたが、今なら言えます。国が変わればその生活環境も変わる、その環境を自分が変えることはできないけれど、自分の生活スタイルを変え、考え、行動すれば、必要以上に不安を抱いたりせずとも「普通に」生活できるのです。
「外卖(ワイマイ)」
今回の自由テーマでは、「外卖(ワイマイ)」について紹介したいと思います。外卖とは簡単に言うと、デリバリーサービスのことで、中国ではかなり盛んです。どんな種類の食べ物でもあるといっても過言ではないくらいに、品ぞろえが豊富で、たくさんのお店が外卖事業を展開しています。運送費も6元(100円)ほどで、食事を外卖することもあれば、昼食後にタピオカを外卖することもあります。方法は至って簡単で、外卖のアプリからお店を探し出し食べたいものを選び、スマホ決済(微信,支付宝)をして、あとは配達員からの電話を待つだけです。電話が来たら商品を受け取りに行きます。到着まで20~40分かかりますが、寮から一歩も出ずともほかほかの食事にありつけるので、学生はかなり重宝しています。私はアプリにはない韓国料理店の外卖が一番お気に入りです。アプリには載っていないので、友人伝いに知り、注文も電話で直接しなければならず少し手間ではありますが、電話で注文し上手く伝わった時の達成感も本当に気持ちよく、しばしばそのお店の料理を外卖します。自分のお気に入りのお店を見つけるのも一つの楽しみではないでしょうか。