Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

中国人民大学
2019年3月号 法学部 A.Y

オリエンテーションについて

オリエンテーションの内容はほとんどが英語での説明でした。そのため、英語ができない私は言葉を聞くだけでは何も理解できませんでした。しかし、オリエンテーションはパワーポイントを使用した説明であった為、そのパワーポイントの画面の図を見て私は理解していました。

 

オリエンテーションの内容は、学生証の使用方法について、ビザの申請(外国人居留許可証)について、中国人民大学が推奨する銀行の説明(奨学金支給のために開設するもの)について、など様々な説明が行われました。

 

オリエンテーションは約一時間で終了しましたが、その後にアイスブレイクを兼ねて7~8人くらいのグループを作って大学の特定の場所で写真を撮ってくるという企画がありました。私のグループは日本人が3人いました。後の5人は欧米人でした。日本人の方とは話すことができましたがやはりほかの国の学生とは何も話すことができませんでした。

 

北京に着いてからの最初の一か月の間に様々な手続きをしなければなりません。私はまずスマートフォンのSIMカードを購入しました。日本でスマートフォンをSIMフリーにしていくとSIMカードを買うだけで今までどおりにスマートフォンが使えたので便利でした。

 

その後に銀行口座の開設にいきました。中国ではお金はほとんど現金で支払うことはなくアリペイなどのオンライン決済を行います。食事代、インターネット代金、携帯代へのチャージ、タクシー代金、航空チケットの予約などすべてこのアリペイで行うため銀行口座の開設が必要です。こういった手続きをするのはもちろんですが中国語で行われます。英語を話すことができれば自分で口座を開設したりSIMカードを購入したり出来ますが、私は英語も中国語も話すことができなかったので現地にいた日本人留学生の方に頼んで手伝ってもらいました。

 

中国で一カ月生活して感じたこと

私は中国に行くまでにあまりリスニング練習をしていかなかったため、中国語に耳が慣れておらず全く聞き取ることができませんでした。そのため、色々な困難がありました。例えば、授業でわからないことがあり自分で質問することを考えていっても返ってくる答えが早すぎて聞き取ることが出来ないため大事な言葉を聞き取れないことが多々ありました。なので何度も聞いてできるだけ聞き取るしか方法がありません。しかしどの先生親も切親切で優しいので、私がわかるまで何度でも話してくれます。その度に、もっと日本で勉強しておけばよかったと後悔します。

 

そして私自身が変わったなと思うポイントは、わからない単語はすぐ辞書を使って調べるようになりました。中国人の友人が数人出来ましたが、そういった人と話すときにはあまり教科書には載っていない単語を使うことが多いことと、その場にある物を話題にするため、辞書が私の必須アイテムになりました。私は今、わからない単語はすぐに辞書で調べ、発音を教えてもらいながら会話をしています。

 

それ以外にも私は中国の公共交通機関例はとても安いと感じました。例えば、バスになら二元くらいでくらい色んな場所へ行くことが出来ます。北京の地下鉄はとても沢山通っていて一本乗り遅れても次の電車がすぐ来たり、安い値段で色んな場所に行くこともできるためとても良いと感じました。