Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

中国人民大学
2021年11月号 国際学部 N.O

①授業紹介

授業は全て教科書をもとに行われます。どの教科にも共通して言えることは、発言の機会が多いことです。クラスが少人数のため、先生が1人ひとりに質問をしたり、教科書の単語や文章を順番に読んで、発音の矯正もしてくれます。

どの教科でも教科書のテーマに沿って授業が進められるのですが、そのテーマについて自分自身の考えを必ず聞かれます。テーマも面白いものが多くて、授業中笑いが起こることもしばしばあります。例えば「父との戦争」というテーマでは父と喧嘩する娘の話で、この時は「あなたは父や母とどんな喧嘩をしたことがありますか?」などと質問されました。また日本についての意見もよく聞かれます。「こういう場合日本ではどうしますか?」「日本人はどのように感じますか?」などの質問は、私の答え=日本人の答えになってしまうので、いつも慎重に答えるようにしています。

 

 

②中間試験について

111日から5日に中間試験がありました。中間試験は全体の評価のおよそ2030%を占めます。授業は全部で5教科ありますが、そのうちの4教科のみ中間試験が行われました。ライティングの教科のみテストは行わず、期末試験と毎週ある作文の宿題、授業態度の3つで評価するそうです。

試験は普段の授業時間に実施され、教科ごとに少し実施方法が違いました。全ての教科に共通したことは、パソコンと携帯のどちらも使用することです。パソコンでいつも通り腾讯会议 に入り、カメラをオンにします。そしていくつかのテストでは携帯をパソコンと自分の手元が映る場所に設置し、WeChatでテレビ電話を繋げながら行いました。その場合は事前に印刷した問題用紙に解答を書くか、パソコン上でWordに入力するかでした。テレビ電話をしない教科では、携帯でWordを開き、問題用紙に記入していくという感じでした。

また、スピーキングのテストでは単語や選択問題の他に先生と11で質問されたことに答える試験もあり、私は1番最後の順番だったので、40分ほど待たないといけませんでした。

テストが終わった後は、次の授業で試験の結果を教えてもらい、間違った問題の解説もしてもらえました。