Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

中国人民大学
2022年4月号 国際学部 Y.M

①授業紹介

授業は全て教科書を使って行われます。そのため、どの教科でも教科書のテーマに沿って授業が進められます。たまに教科書のテーマについて、「あなたの国ではどうですか。」と聞かれることがあります。例えば、前に「残業はあなたの国ではよくありますか。」という質問があり、韓国や中国でも一般的に残業があることを知り、近い国であるからこそ、考え方や習慣も他の国に比べて似ているところが多いのかなと思いました。私のクラスは圧倒的に韓国人の方が多く、韓国のことについてもよく知ることが出来ます。また、韓国の方は中国語のレベルが非常に高いので、いつも刺激をもらっています。

授業紹介の話に戻りますが、前にも紹介した通り、科目数は5つあります。今回は口语を紹介します。口语は話すことを目的とした授業なので、他の授業と比べて発言する機会が多いと思います。5分間自分の話をする練習や、教科書の文章を段落ごとに入れ替わって音読する練習などがあります。また教科書の中に練習問題があるので、習った単語で文を作る練習や教科書の内容に沿った問題に答える練習などがあります。難しいと思う科目の1つですが、単語の導入が丁寧であったり、授業の初めに教科書の内容に沿った動画があり、問題を事前に教えてもらえるので、それについて考えながら動画を見たりと楽しい科目の1つでもあります。また他の4つの科目についても紹介していきたいと思います。

②中間試験について

4月18日に口语と阅读の試験がありました。口语の試験は教科書で習ったテーマに沿った質問が5つあり、「1つ質問を選んで、それについて賛成するか反対するかを考えて、理由も含めて2分以上で答えなさい。」という内容でした。1つの質問について答えるだけなので、簡単そうに思いましたが、賛成または反対にした理由について考えて、そこから発音の確認と練習をして、録音をして先生に送らなければならなかったので、意外に時間が経つのが早くて、少し焦りました。また、アプリを使って録音したものを、別のアプリを使って送らなければならなかったので、少し大変だったように思います。阅读は長文を読んで答える試験だったのですが、問題数が多かったように思います。レベルについては、いつもの授業中に勉強している長文とそんなに変わらなかったのですが、試験ということで少し焦ってしまいました。期末試験の時は気をつけようと思います。

4月22日は精读と听力の試験がありました。精读の試験も問題数が多かったのですが、事前にどのような問題が出されるかを教えてもらっていたので、問題が解きやすかったです。事前準備に時間がかかりましたが、1度勉強して暗記をすれば、そこまで難しい内容ではなかったように思います。听力のテストの1番始めにWi-Fiの調子が悪くなってしまったので、本当はカメラをオンにしてスマホとパソコンを使って試験を受けなければならなかったのですが、最初はカメラをオフにしてスマホで試験の問題を見ながら受けていました。先生の最初の説明を聞けないまま試験を受けることになったので、非常に心配だったのですが、なんとか終えることが出来ました。ちなみに写作は毎週作文の宿題があるからか中間試験はありませんでした。