Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

中国人民大学
2022年6月号 経済学部 Y.K

①オンライン授業での大変なことについて

オンライン授業で大変だったことは、2つあります。1つ目は、Wi-Fiの接続が悪い時に授業を受けられなかったことです。先生の声が途切れ途切れになったり、音声が全く聞こえなかったりした時もありました。私は週に1、2回の頻度で発生しました。そのような場合は、一旦ミーティングから退出して、もう一回入りなおしたり、Wi-Fiの接続先を変えたりして対策を取りました。対面授業ではこういったことが起こることはないので、オンライン授業ならではの大変な部分だと思います。2つ目は、留学生の友達が作りにくかったことです。対面で会ったり、授業中に留学生同士で何か話し合いをしたり、交流することがなかったので、仲良くなる機会はほとんどなかったなと思っています。私は特に違う文化の人とたくさん交流できることを楽しみにしていたので、少し残念ではあります。そういうことは現地に留学することとの大きな違いでもあります。しかし、私は微信(WeChat)というメッセンジャーアプリを通して仲良くなることができた人が何人かいますので、交流できる機会がないわけではありません。チャット上であっても、違う国の友達と交流できるのは新鮮で、とても楽しいです。もし残りの半年を現地へ留学することがかなうのであれば、もっと多くの人と交流し、たくさん友達を作りたいです。

 

②前期の授業を終えて

オンライン留学が始まってから4ヶ月が経ち、6月の中旬に期末テストを終え、夏休みに入りました。この4ヶ月間で、私の中国語のレベルはかなり上がったと実感しています。この4ヶ月間のオンライン授業を振り返ってみて、私は最初の1ヶ月は、先生の話を聞き取ることも難しく授業中に積極的に発言している人や、中には先生と高度な会話をしている人がいる中で、私は授業についていくだけで精一杯でした。自分が今まで大学で勉強していた中国語よりもはるかにレベルが高く、自分が想像していたよりも大変でした。このオンライン留学中での私の一番の課題は、ライティングとスピーキングでした。私はこのオンライン留学が始まる前は、リーディングとリスニングを中心とした勉強しかしてこなかったので、他の留学生は自分の言いたいことを言うことができている中、私は自分の言いたい内容を言うことができず、とてもつらい思いをしました。はっきりとは覚えていませんが、オンライン留学が始まってから1ヶ月ほど経ったあたりから少しずつではありますが、自分の伝えたい内容を簡単な言葉で話すことができるようになっていきました。今でもまだ簡単な言葉でしか話すことはできませんが、この夏休み中も前期で学んだことを忘れないよう復習し、中国語の勉強を継続していきたいと思います。