中国人民大学
2024年3月号経営学部 A.M.
①環境について(大学施設・サービス、住居、街並み等)
今ではすっかり春になり日々暖かくなっている。2月、私が来た頃はまだまだ冬の季節で、雪が5センチほど辺りも積もっていた日もあった。外はとても寒いが、大学の教室や学生寮ではしっかりと暖房設備が整っているため寒くない。だがしかし、北京は普段雨も降らずとても乾燥しているため、部屋には加湿器をおいて置くことをお勧めする。また、気温において昼間と夜の温度差が激しいため、服装は考えた方が良い。次に大学施設、サービスについて述べる。学校の敷地内では学校から出なくても生活が不備なくできるようになっている。例えば、ご飯なら、食堂が3つあったり、留学生フードコートも朝から夜22時まで営業していたり、勉強をしたかったら、部屋ではもちろん勉強机と椅子がありできますが、寮の外でも2軒カフェがあって、お友達と勉強することもできる。あと、1番勉強に集中したい時は図書館をお勧めする。また、フルーツ屋さんも2軒あり、コンビニも2軒、文房具屋さん、美容院、ネイル屋さん、校内病院、デリバリーボックス、ネットで購入したものをお預けするボックス、室内プール…
この通り、生活に関わるすべてのお店、施設がすべて校内に揃っているのである。自分でも逆に校外に外出しなさすぎてびっくりしている。最後に街並みについて述べる。日本と違って一軒家は中国の都会ではないため、かなり印象は変わるが、大体都会は皆同じ感じがした。
②日本と中国の違い
ますは交通移動関連について述べる。中国の運賃は本当に日本と比べて安い。自転車の貸し出しは30分で1.5元(32.6円現時点調べによる)、バスの運賃は一回2元(43.46円現時点)、地下鉄は平均5元(108.74円現時点)、タクシーは10分程の近場なら大体20元前後(434.58円現時点)。どうでしょう?首都北京でこれは本当に安すぎます。このように安くできてるのはやはり国がお金を出していると言われている。次に、お支払いについて述べる。中国はとても電子マネーが普及していて、普段の生活では現金を持つこと、又周りが現金を持っていることさえなくなっている。しかし、クレジットは中国が出している銀聯カードしか使えないのは少し不便である。最後に、学生にとって辛い違いを紹介する。それは、日本の大学だったら1限の授業は大体9時から始まるが、中国は大抵8時からである。しかし、中国の大学生は皆学校内の寮に住んでいるため、8時は妥当という考えにはなる。また、中国の本科生の場合、毎学期取る単位は日本より断然と多い、一度本科生の時間割を拝見させていただいた時があり、本当にびっくりするほど授業が朝からよる21時までびっしりと授業を履修している学生が多い(毎日ではない)、とても勉強熱心なのが伝わってきたのである。