Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東呉大学
2020年3月号 国際学部 A.O

  ■オリエンテーションについて

 空港に到着すると東呉大学の学生が待ってくれていました。そのまま空港内のATMでお金を下ろし、携帯電話の契約をしました。私は空港にある台湾大哥大というところで、7000元(25000円くらい)で1年間ネット使い放題のSIMを購入しました。日本語を話せる学生がついてくれていたので、手続きは難しくありませんでした。自分の端末にSIMロックがかかっている場合は、日本でSIMロックを解除しておく必要があります。使ってみた感想としては、東呉大学内では場所や時間によっては繋がりにくいことがあると感じます。

 契約を済ませた後は、タクシーで寮に向かいました。自分の部屋に荷物を置いた後、バスで近くのスーパーに行って必要なものを買いました。このときに自分の机を掃除するもの(コロコロなど)を買っておけば良いと思います。布団は事前に東呉大学から必要かどうかのアンケートがあり、必要だと答えていれば着いた日に学内で受け取れます。(費用は2600元)

  本来、オリエンテーションは台湾に到着した次の日に行われる予定でしたが、コロナウイルスの影響で学期の開始が延期になったので、オリエンテーションも3月に延期となりました。そのかわり、留学生のLINEグループとメールアドレスにオリエンテーションのpptや履修登録についての資料などが送られました。また、学生との交流イベントも予定されていましたがそちらは中止となりました。オリエンテーションでは、交換留学生が教室に集められ、英語で履修登録や居留証(ARC)について説明されました。他大学の友人によると居留証の手続きはオンラインでも出来るそうですが、私は直接内政部移民署に行きました。入学許可証、パスポート、ビザ、住所が証明できるもの(私は東呉大学の留学生担当の方に頼みました)、それぞれのコピー(コピー機は署内にありました)、1000元が必要でした。また、2週間後に内政部移民署に居留証を取りに行く必要がありました。

 台湾で必須の悠遊カード(ICOCAのようなもの)は、学生証との一体型なので買う必要はありません。私はオリエンテーションが延期になったのでオリエンテーション以前にカードを貰いましたが、本来ならオリエンテーションの時に貰えるのではないかと思います。

 

履修について

 交換留学生は國際交流校際選課という学部のようなものに属しており、授業はいくつかの学部のものから選択できます。1限は8:10開始、9:00終了です。2限は9:10~10:00、3限は10:10~11:00と、50分授業10分休憩になっています。だいたいの授業が1・2限で1つの授業、3・4限で1つの授業というように、2コマで1授業となっています。昼休みは12:00~13:10で、Eと表示されます。昼休みに授業がある場合もあります。

 履修期間中の1週間は、授業に参加してみて履修するかを考えることができます。交換留学生が選択できる科目の一覧がオリエンテーションの資料にあるので、事前にシラバスなどから興味があるものを選んで時間割を組んでおき、実際に参加してみて調整するといった感じです。現地の学生はすでに履修登録を終えている上、通年科目の場合は後半が始まるタイミングなので、ほとんどの授業が飛び入り参加になります。留学生が履修できる科目の中には、中国語で行われる授業や明らかに留学生を対象としていない授業もありました。私は英語枠での留学ですが、中国語留学の日本人留学生と選べる授業が全く同じだったので、実際に参加して自分の受けたい授業とマッチしているか見極めることが大事だと思います。同じ時間に受けてみたい授業がある場合は、初めの50分で1授業を受け、残りの50分でもう1授業を受けるなどの工夫をすると良いと思います。