1.カルチャーショックについて
今月は台湾で過ごしていて、カルチャーショックを受けたことに大きく2つ紹介します。
1つ目は時間にルーズなことです。私は時間についてきっちりしていないとイライラしてしまうため、最初の方は困ることも多かったですが、最近は慣れてきました。具体的なことを例に挙げると、課題の内容や締め切りがなかなか発表されないことや時間になっても授業が始まらず、先生が遅刻してくることです。前期に受けていた英語で会話をするという授業で、中間課題がなかなか発表されず、毎回先生に尋ねていました。すると「あなたは日本人だね、台湾人は締め切りをすぎてから課題をするよ」と笑いながら言われ、かなり驚きました。台湾人の友達に、このことが事実か確認すると、もちろん人によると思うけど、私は締め切り10分前に取り掛かることもあるよ、と言われました。そして、後期の授業でも、教授が宿題の締め切りを過ぎたら、メールで提出してください、と言っていて、締め切りの時間に関してかなりゆるいな、と思いました。遅刻に関しては、先生も遅刻するので、生徒の遅刻も許されている雰囲気があり、出席もクラスの最後の方に取ることが多いです。
もう一つのカルチャーショックは台湾特有の宗教についてです。台湾は道教のお寺がたくさんあり、それらに関する風習がたくさんあります。特に爆竹を朝から鳴らしていたり(これに関してはうるさすぎると警察に通報するそうです)、道端で紙を燃やしていたり、ということがあります。特に爆竹の存在を知らなかったので、爆竹の音が銃の発砲音かと思い、怖かったです。
淡水で撮影した爆竹で煙が上がっている様子。
2.履修登録について
私はグローバルスタディーズ学科所属なのですが、この学科で台湾に留学する方が少ないようで、履修登録の際いくつかの問題が発生したので、のちにグローバルスタディーズ学科として留学する方に向けて必要な情報を共有したいです。前提として、国際文化学科とグローバルスタディーズ学科は単位認定の振り分け方が違います。なので、国際文化学科の方と同じ履修登録をしていても、単位認定されない科目が出てきます。3つの情報を共有したいです。
1つめは留学生向けの中国語の授業は単位認定されません。なぜなら、英語以外の言語での授業は単位認定の際に認められないからです。しかし、台湾で生活するには英語だけでは不便だと思うので、中国語の授業を受けることをお勧めします。
2つ目、英語学科向けの科目は語学科目として、英語で開講されている人文科目は講義科目として換算されますが、単位認定されるために必要な時間数について気をつけてください。単位換算表は基本的に英語圏で行われる授業向けだそうです。台湾の授業はそれよりも時間数が少ないことが多いので、4科目だと思っていたら、2科目としてしか単位認定されないことがあります。実際、私はこの問題が起こり、かなり焦りました。
3つ目は、中国語開講の文化クラスは英語を使っているという証明があれば、単位認定されるそうです。私は証明書を作って、先生にサインしてもらいました。
このことを踏まえると、22単位ある留学単位のうち「SNSを活用した~」の講義で2単位、「study abroad project A」で6単位を除去すると、16単位残ります。講義科目は1科目2単位として認定されることが多いので、1年で8つの講義科目を取ればよいことになります。つまり半年で講義科目を4つ取ればよいことになります。
参考になれば幸いです。
英文証明書として自分で作成した書類。
コースタイトル、教員名、使用言語を書けばよい、とのことでした。