グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

上海師範大学
2011年4月号 経営学部 M.T

【授業紹介①(受講している科目について)】

 上海師範大学で留学生向けに開講されている科目は精読・泛读・口语・听力の4つです。 今回は現在私が学んでいる中1級クラスの科目の内容と中間テストについて少し紹介します。

<精読> 1つの課の長文の内容をもとに、先生が新出単語や文法について詳しく解説してくれます。全て読み込んだ後は宿題で出てきた単語や文法を使って短文や穴埋め問題を解いてきて、授業内で答え合わせをします。 中間テストは全て教科書の練習問題からそのままの形式で出ました。

<泛读> この授業は予習をせずに授業中に決められた時間内に文章を読み、設問に答えていくもので、HSKの対策にもなる授業です。 中間テストは自主学習するように言われていた文章の中から1つ、全く新しい文章2つの読解問題と、下線部と同じ意味の内容を選ぶ問題がありました。

<口語> 授業は教科書に沿って進められますが、ただ読むだけではなく、会話文やテーマもとにクラスメイトと対話や短編の芝居を作り発表したりする、いわば“日常会話”の勉強です。 中間テストは①本文の朗読②2人1組で対話③テーマに対して自分の意見を述べるというものでした。試験時間は10分ほどですが②③は試験時に抽選でテーマを選び行うので前もっての準備には相当時間がかかりましたし、私は緊張してど忘れしてしまった・・・という失敗もしてしまいました。

<聴力> 教科書を使い、新出単語を解説した後、音声を聞いて新出単語を聞き取ったり、設問に答える“リスニング”の授業です。ただ、音声が日本の大学などの授業で使われていたものよりもはるかに速く、初めて聞いた時は戸惑いました。 中間テストは教科書内にある短文と新しい短文を聞いて設問に答える形式です。教科書内にある問題については、設問が少し変わっていたりもしました。

 

【カルチャーショックについて】

 日本にいてもよく聞く「店員の愛想が悪い」は実際遭遇すると覚悟していたとはいえやはり驚かされます。ただ、2010年に上海万博が開かれた事や、都市化、国際化が進んでいる事もあり、あまりにもひどい対応の店員さんはほとんど見かけません。

 また「トイレットペーパーは流さずゴミ箱に捨てる」事にも驚きました。ただ、これに関しても整備が進んでいるので、百貨店や都市部などのお店では普通に流せるトイレが増えてきているようです。ただ、少し郊外に出たりするとまだまだそのようなトイレは残っているので、ここでは流せるのかどうなのか?と迷ってしまう事もあります。

 他にも、化粧品の試供ですなどと言って、断っても腕を引っ張られて半ば強引に連れて行かれお金のかかるエステなどを強引に売りつけようとする販売員や、大きな駅ではダフ屋に2時間捕まり高い金額を払って切符を買わされかけたりといった経験もしました。どれも強引で日本ではありえない手法で売りつけてくるので、ものすごくカルチャーショックを受けました。

 中国の事以外でも、多くの外国人留学生と関わっていると、文化や習慣の違いで戸惑う事が多々あります。特に金銭感覚や時間感覚には大きな違いがあるように感じます。一緒に食事に行ったり、遊びに行く時はお互いに少し戸惑ったりしますが、中国にいながら様々な国の習慣や文化・考えなどに触れる事が出来てとても面白く感じます。

【上海の春・気候について】

 

 留学生活を初めて2カ月が経過しましたが、その中で一番驚いているのが上海の気候です。留学を開始した3月初めは氷点下まではいかないもののとても寒く薄い上着1枚しか持っていっていなかった私にとっては辛い位の寒さでした。4月に入り、日中が少し暖かくなりだして、やっと薄い上着を活用できる!と思っていたところ、4月の中旬~下旬に25度を超える日がちらほら・・・急に暑くなりだしたと思ったらすぐ涼しい日がやってきたり・・・。半そでで生活できるような日もあれば、長袖の上に上着を羽織らないといけない日があるなど、中国の人でさえ「奇妙だ」と言う位とにかく気候の変化が激しくて、風邪をひいている人も多くいました。

 このようにとても奇妙な気候で春を感じる期間が短いですが、暖かくなりだしてからは様々な花が咲き、草木が新芽をだし、とても綺麗です。上海師範大学の敷地内には様々な種類の桜や梅・藤などがあり、満開の頃の晴れた日には多くの人がお花見をしたり写真をとったりしていました。また、大学の近くにある公園も緑がとてもきれいで、晴れた日は多くの人の憩いの場になっています。ただ、30度を超えた日に桜を見るのはとても奇妙でした。  また、上海では花粉症というものがありません。私は花粉症がひどいので、この点はとても助かっています。