グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

上海師範大学
2012年5月号 国際文化学部 M.H

◆日本から持ってきたら良かったと思うもの

日本からもってこれば良かったと思ったものはジャージです。中国の料理はどれも油が多く含まれています。そのため、ほとんどの留学生が中国へ来てから太ったと口を揃えて言います。学校内には運動できる場所があり、毎日たくさんの学生や外部の人々で賑わっています。中国へ来る前は運動なんてしないだろうと思っていましたが、いざ来てみるとみんな運動をしているので、運動する機会がたくさんできます。私も運動をしようと思った時に、日本では着たくないようなダサいジャージしか売っていなかったので、日本から持ってこれば良かったと思いました。

日本から持ってきていて正解だと思ったのはやはり薬です。旅行へ行った時に軽く食あたりをしてしまって、正露丸を常備していて本当に良かったと思いました。慣れない場所での生活ですので、いくら自分で健康だと思っていても体調を崩してしまうことがあります。胃薬、吐き気の薬、風邪薬、イソジン、生理痛の薬などの常備薬はやはり自分が慣れ親しんでいるものを持つことをお勧めします。

上海は国際的な都市なので、欲しいものはほとんどこちらで手に入れることができます。日本製品でしたら百貨店などへいけば、日本と変わらない値段もしくは少し高めで手に入れることができます。あとはどうしても手に入れられないものがあれば、日本から荷物を送ってもらうという手もあるので、あまり心配する必要はないと思います。
◆現地の学生、友人について
上海師範大学の留学生の中で最も割合を占めているのはインドネシア人で、その次に韓国人が多いです。私のクラスも、大半がインドネシアの学生です。クラスにはインドネシアの他に、韓国、ロシア、トルコ、ボツワナ、タイなどから来ている学生がいます。上は50代の方から下は10代まで幅広い年齢層の学生がいるので、いろんな話を聞くことができて面白いです。授業中によく質問をされるのは、年配の方の方が多いように思います。これから中国で生活をして行こうとされている方の授業に対しての意欲には目を見張るものがあり、私たちも見習わなければと思います。クラスの雰囲気は良く、昼ごはんはクラスの人たちと食べたり、休み時間などにはみんなでお互いの国の簡単な単語やフレーズなどを教え合っています。
こちらの現地の中国人の学生はとても勉強熱心で、朝から夜まで勉強している学生がたくさんいます。日本語学科の学生に関しては、日本語能力試験の1級を持っていないと就職の際に履歴書の資格の欄に書いても意味がないそうで、多くの学生が日本語能力試験の1級を取得済み、もしくは取得するために勉強しています。そのため日本へ留学をしたことがなくても日本語が堪能な学生が多くいます。私が知り合った中国人は皆とてもフレンドリーで良くしてくれます。中には大阪に留学していた人もいて、彼は関西のノリを良くわかっていました。もはや関西人並にボケてくるので楽しい一時を過ごせます。
◆フェイクマーケットについて
私は中国へ来る前、中国は偽物の商品であふれている印象がありました。こちらへ来てみてやはりその通りでした。学校の近くでも少し歩くだけでH&MやZARAのロゴがあるサンダルやT-シャツを見つけることが出来ますし、UGGがUGCCやUCGなど少しだけロゴを変えて販売されている靴もあります。もちろん値段はとても安いです。
学校付近で売られているものは品数も少ないですが、上海にはいくつかフェイクマーケットと呼ばれている場所があります。ある建物の中に様々なお店が入っていて、各お店の中に大量の偽物のブランド品が取り揃えてあります。私は韓国街にあるフェイクマーケットと日本街にあるフェイクマーケットへ行きました。韓国街のものは靴やサンダルが豊富に揃えられています。ベルトやサングラス、時計、カバン、雑貨からペットまでここで購入する事ができます。買うつもりはありませんでしたが、トリーバーチの財布とグッチのマネークリップの値段交渉をしてみたところ、財布は約1300円、マネークリップは約390円(1元=13円計算)で購入することが出来るみたいでした。日本街も似たようなものでしたが、カバン、時計、アクセサリー類が多い印象を受けました。どちらのフェイクマーケットにも言えることですが、日本人だとわかるといろんな店員が「トケイ、カバン、ミテミテ」「トモダチ」「ナニホシイ?」などと話かけます。そして、だいたい倉庫を見せてあげると言ってきます。表に出ている商品は明らかに偽物などのやつで、倉庫には本物そっくりの商品などが隠されています。あるお店で倉庫も見せてもらいましたが、時計は見た目がそっくりで性能も良いものが元の値段の何十分の1で売られていました。中国で探せばどんなものでも偽物品を見つけることができます。偽物を買う・買わないはその人のモラルの問題だとは思いますが、ここまで堂々と偽物を売り出せる根性には驚かされました。