グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

上海師範大学
2014年10月号 国際文化学部 M.N

≪カルチャーショックについて≫

今回は感じたカルチャーショックについて紹介したいと思います。

上海で留学生活を始めて早くも7か月が経ちました。今はこちらの生活に慣れたので、改めてカルチャーショックを感じることはほぼありませんが、やはり来たばかりの頃は日本との違いに悩まされたものです。

一番のカルチャーショックは、あちらこちらで痰を吐くことです。日本でもたまに見ますが、ここ中国では比にならないくらい高い確率でその場面に遭遇します。人前であろうと、電車の中であろうと、口の中が気持ち悪くなったら痰を吐く・・・わざわざゴミ箱まで行って吐き出す人はまだマシですが、目の前を歩いていた人が突然道の脇に吐き出すのを見た時は非常に不愉快な気持ちになります。これは今でも慣れることができず、遭遇する度にため息をついています。

他にも、接客態度の悪さやサービス精神のなさにもカルチャーショックを感じざるを負えません。店員はかなり強気な態度で接客をします。また、たとえ目の前に客がいたとしても堂々とケータイを触るなど、なかなか日本ではお目にかかれない光景を目の当たりにすることができます。おつりを渡す際も、こちらが手を差し出したとしても放り投げるようにしてレジ台に置かれることがよくあります。最初の頃は何故!?といちいちショックを受けていましたが、彼らは悪気があってやっているわけではなく、呼吸をするのと同じようにあくまでも自然なこととして考えているような気がします。なので、最近は私も気にならなくなりました。

 

≪台湾旅行で気づいたこと≫

私は最近、上海師範大学の修学旅行期間を利用して友達と台湾に行ってきました。

台湾に行く前までは、同じ中国語圏ということもあって、私が今生活をしている中国大陸(上海)とほぼ同じなのではないだろうかと漠然と想像していましたが、行ってみるとこれも違う!あれも違う!と多くの発見があり、とても面白かったです。今回はその台湾旅行で気が付いたこと・驚いたことについて書きたいと思います。

(上海師範大学では、新学期が始まってから一カ月程経った頃に修学旅行があります。4種類くらいある選択肢の中から自由に行先を選ぶことができます。前学期は私もこの修学旅行に参加したのですが、今回は行きたいところがなかったので修学旅行には参加せず、自分たちで計画をして台湾旅行に行くことにしました。)

まず最初に驚かされたのは、空港からリムジンバスに乗って台北市内に向かっている時の事でした。リムジンバスに揺られること約1時間、市内に入り車やバイクの音が聞こえるようになってきたところで窓の外を見てみると、バイクに乗っている人が全員ヘルメットを被っていたのです!そして、信号が青になるのを全員が待っていました。中国では見ることができない光景に大変驚かされたのを覚えています。

他にも驚かされたのが、どこへ行ってもほぼ日本語が通じるということでした。地下鉄には日本語が話せる係の人がおり、困った時には流暢な日本語で対応してくれました。市全体が観光地であるとはいえ、日本人があまりいない夜市の屋台のおじさんやおばさんでさえ日本語が少し分かるというのは予想外でした。

また、タクシーに乗る時や買い物をする時に台湾の人と接して思ったことが、台湾人は陽気で明るく、とても親切だということでした。これは、あるタクシーに乗った時の出来事です。運転手のおじさんが、私たちが日本人だということに気が付くと何かについて急に熱く語り始めました。戸惑いつつもよく聞いてみると、「君たち、買い物をするときに日本人だということがバレると法外な値段で買わされてしまうから気を付けないとダメだよ!」ということを忠告してくれていたのでした(笑)。その後も目的地に着くまで話しをしながら、運転手のおじさんのガハハハ!という豪快な笑い声を聞きながら、楽しいひとときを過ごすことができました。

他にも様々な発見があったのですがキリがないのでここまでにしておきます。

これから留学へ行くみなさんへ。中国大陸の大学に留学したなら台湾へ、台湾の大学に留学したなら中国大陸へ行ってみてはいかがでしょうか。同じ中国語を話す国であっても様々な違いを発見することができるので、面白い体験ができると思います。

台北101から見た夜景

 

 

 

九份

 

 

小籠包