Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

上海師範大学
2014年6月号 国際文化学部 M.N

≪治安、危険を感じたこと、トラブルについて≫

上海で生活をし始めて、4か月が経とうとしています。今まで生活をしてみて、想像していたよりも身の危険を感じるようなことはありませんでした。とはいえ、トラブルに遭遇するのを未然に防ぐために日ごろからいろんなことに気を付けなければなりません。特に外出する際には注意が必要です。交通マナーは日本と比べると酷く、信号無視をする車も少なくありません。中国では「歩行者優先」という概念が無いようで、とにかく自分が早く前に進むことを優先します。なので、信号が青だからといってのんびり渡っていると、横から車が突っ込んでくるかもしれないので気を付けてください。

また、人が多く集まる観光地などに行くときは荷物が盗まれないように気を付けます。口が空いている鞄やリュック、ポケットなどは狙われる可能性が非常に高いので気を付けた方がいいです。聞くところによると、箸のような細長いものを使って、一瞬のうちに盗むという手慣れたスリもいるようなので、油断してはいけないと思います。

他にも、中国茶やケータイを高額で売りつけられるというトラブルもあるようなのですが、自分から怪しげな人や場所には近づかないようにすることで、危険から自分の身を守ることができると思います。「慣れた頃が危ないよ」と先輩から言われたので、私も気を引き締めようと思います。

 

≪前学期が終了しました!≫

無事、期末試験が終了して、7月4日から夏休みが始まりました。

この4か月間を振り返ってみると、よく学び、よく遊んだという表現がふさわしいと思います。

授業が始まったばかりの頃は、先生が話している内容を全く聞き取ることができなくて、授業が終わったことにすら気づくことができませんでした。あの頃は授業についていけるのか不安で仕方ありませんでしたが、4か月も経てば、8割程度聞き取れるようになれました。また、この4か月の間にHSKを受験することもできました。この検定試験は日本で年3回しか行われないのに対して、中国では毎月行われます。来学期は2回受験する予定です。

留学に行く前は上海についてあまりよく知りませんでしたが、今ではかなり知識が深まったと感じています。それは友達と話す中で、一緒に遊ぶ中で、だんだん身についていったものであると思います。中国人やいろんな国から来た留学生と交流して、いろんな考え方があることを知って、いろんなことを感じ取りました。周りに外国人がたくさんいるという環境は、私を成長させてくれました。来学期にもまた新しい出会いが待ち受けているのかと思うと、すごくワクワクします。

 

修了式では、さまざまな授賞式が執り行われました。

 

賞状。

 

記念品のポロシャツとペン立て。。