「授業紹介」
授業はそれぞれ中国語のレベルに合わせて分けられたクラスで、一クラス平均15人ほどで行います。1コマは45分ですが、だいたい1つの授業を2コマ続けて90分授業になっています。朝8時授業開始で15分休憩をはさんで4コマ受け、11時15分終了です。私は中等一級クラスで、8か国の学生がいます。大学生はもちろん、仕事の傍ら授業に参加する人や定年後に勉強しに来た人などもいます。国籍も年齢も幅広く、初めての授業はとても違和感がありましたが、今はそれがとても楽しいです。クラスは先生も含めてみんな仲が良くて、クラス会が開かれたり個別で遊びに出かけたり交流するのは本当に楽しいです。授業はすべて中国語で行います。先生の話す中国語はとても標準でさらに聞き取りやすくハキハキ話してくれるので、初めはそれでも難しいですが、1か月ほどで耳が慣れればすぐ聞き取れるようになります。どの先生も授業中に学生が発言する機会をくれ、全員を授業に参加させてくれます。日本の授業よりも自分の意見を表現したり話し合う場面がとても多いと思います。わからないことがあればすぐ先生に質問できる環境です。
授業はスピーキング(口语)・リスニング(听力)・文法(读写)・精読(泛读)の4種類あります。全科目ともそれなりに難しいですが、4つの授業は完全に分かれているわけではなく教科書の内容が少し似たものになっているので習ったばかりの単語が別の授業で出てくることもしばしばあり、理解しやすくなっていると思います。教科書の内容が現代の中国社会や文化なのでそれを読むだけでも面白いです。
「現地でのネットショッピング」
今回は中国のネットショッピングの紹介をしたいと思います。中国内でとても有名なネットショッピングで、”淘宝”(taobao)というサービスがあります。生活用品、アクセサリー、衣類、自転車、など思いつくものは全て買えると言われるほど何でも揃っています。現地の人もほとんどが利用していて、お勧めしてくれました。サイトではたくさんのレビューが見れますし、品によっては返品・返金制度がついているので比較的安心して利用できるサービスです。そして一番の特徴は値段の安さです。ほとんどが送料無料で、品代も店で買う半分ほどの値段で買えることも多いです。4月号のマンスリーレポートにも書いたように、中国では輸入品がとても高いです。しかし淘宝で探せば元の値段程度で買える場合があります(淘宝を使っても元の値段より高い場合が多いですが…)。私は日本ブランドの化粧品と韓国ブランドの化粧水を元の値段で買うことができました。生活費節約のためにも、現地での生活に慣れ始めたらネットショッピングをしてみることをお勧めします。とは言っても、やはり不良品が来ることもあります。私は以前19元(約310円)でデニムパンツを購入しましたが、ボタンの対の穴が開いていませんでした(笑)その他には何も問題なかったので、はさみで穴を開けてそのまま履いていますが、こういうことはよくあるそうです。しかしそういうマイナス点を考慮してもお得な買物方法だと思います。受け取りは、学校全体の荷物を管理する校内の荷物集積所に荷物が届くと集積所から個人にメールで知らせてくれるシステムで簡単です。今回淘宝をとてもおすすめしましたが、もちろんネットでも店舗でも買物は自己責任です。購入は日本でのネットショッピング以上に詳細情報をすべて自分の目で確認知し、すべて納得した上でしなければいけません。中国にいる残り10か月、見極める目を持ちつつネットショッピングを楽しみたいと思います。