Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

上海師範大学
2016年8月号 国際文化学部 E.T

「試験について」

対外漢語学院では、一学期に中間テストと期末テストの2回テストがあります。私の中等一級クラスでは4科目の授業があるのでテストも4科目あり、1日に2科目づつで2日間あります。出席点とテストの点数で成績が決まって、特に期末テストの結果は大きい割合を占めます。テスト内容は、基本的に普段授業している教科書と授業中に先生が話した内容なので、普段の授業をまじめに聞いて参加していれば取れるレベルなのでそれほど大変ではないと思います。テスト前には同じクラスの友達と教えあったりするのも楽しいです。先生によってはテスト対策のプリントを作ってくれたりポイントをまとめてくれたりするので、いい先生に当たればテスト勉強もやりやすいです。日本人に多いと思うのですが、私はスピーキングが一番苦手です(笑)指定された単語や文法を使いながら先生と1対1で会話するものなので面接のようで緊張するし、一番準備できない科目だからです(笑)

テスト前に学生が勉強する場所はたくさんあります。私がよく利用するのは留学生だけが利用できる留学生中心ですが、テスト直前は人が多く集中できない事もあります。近くに広いカフェがたくさんあるのでそこで勉強するは静かでいいですが、お金がかかってしまいます。もちろん学校内の図書館も利用できますし、授業で普段使ってる教室も夜に施錠されるまでなら自由に使っていいそうなので、自分に合わせた場所で勉強できると思います。もちろん自分の部屋にも机はありますが、外国人のルームメイトとの2人部屋なので、集中して勉強したい時は外に出るほうがいいと思います。

期末テストの結果が出ると、その学期の出席率と成績などが書かれた証明証のようなものがもらえるのですが、これは自動的ではなく自分でオフィスに行って申請しないともらえないようでした。交換留学で単位認定の資料は大事なので、先に確認しておくといいと思います。申請して確認して受け取りに行くという作業も、常に自分から行かないと何も動かないことをまた実感しました。

 

 

「MINISOについて」

日本での100均のようなもので10元均のMINISO(名創優品)という店があちこちにあります。(実際には10元以上の商品もたくさんあります)中国のいろいろな都市を旅行した時もどこにでもあったので中国全土で展開しているのだと思います。白を基調にして赤い文字でMINISOと書いているので見つけやすいです。英ロゴはユニクロ、漢字ロゴは無印良品にそっくりと言われています。MINISOは日本発のチェーン雑貨店を名乗っていてほとんどの商品は日本語表記で説明が書かれていますが、意味すらも分からない日本語がたくさんあります(笑)現地の人は本当に日本の会社だと信じているので、日本にMINISOはないし日本語も間違っていることを伝えるととても驚かれます。信じてくれない人もいました。それぐらい現地人に浸透しているんだと思います。

MINISOはどこにでもあって品揃えもいいのですごく便利です。美容、料理、旅行、電気製品など生活雑貨ならなんでも安く揃うので、みんなよく利用します。品物も決して悪くないです。むしろこの半年間不良品を買ったことはないし、満足しています。ネットショッピングや適当な店で買うより安全で確実だと思います。iPhoneや中国携帯を充電する線も10元(約150円)でした。中国では日本ほどコンビニが多くないので、こういうお店がたくさんあって便利です。学校から一番近いのは徒歩15分ほど歩いたところにあります。街に出ればどこにでもあります。節約してるときにもおすすめです。