<環境について>
前回のレポートでも述べたため、重複する点がありますが、大学の施設やサービス、住居、街並みについて説明します。
留学生が生活する寮は主に3つあります。外宾楼は比較的静かで、2人部屋が主体です。交換留学生の多くは外宾楼または学思院に住んでいます。学思院の一階には日本食レストランがあるため、オムライスやカレーなど、馴染みある料理を食べることができます。外宾楼、学思院共に共同のスペースやキッチンがあり、どちらも住みやすい環境が整っていると思います。学校周辺の街並みは緑豊かで、想像していたよりも綺麗な環境で、日本にいる時と何ら変わらない生活を送れています。
留学を決意する前までは、中国の環境や中国での生活をとても不安に感じていましたが、実際に2ヶ月間生活した今、不安に感じることはなにもないと言っても過言ではないくらい毎日楽しく過ごせています。
<交通の便について>
公共機関である地下鉄やバスは、交通カードを作ればとても便利です。地下鉄やバスは、日本と比べるととてもわかりやすいです。時刻表はないですが、地下鉄もバスも10分に1本は通っているので、不便に感じることはないです。電車やバスの他には、自転車も生活の上で欠かせないです。全てスマホとリンクして使用することができ、1回1元ととても安いので、駅まで行く際や、大型のスーパーへ行く際に利用しています。上海師範大学の最寄りの駅である桂林公園駅までは歩くと10〜15分かかるので、自転車を毎回利用しています。タクシーの料金は日本と比べると格段に安いので、友達と乗り合わせて、おいしい韓国料理店がたくさんある韓国街へよく行っています。その韓国街は、学校から4キロほどの場所にありますが、タクシーで片道20〜30元(360〜540円)ほどで行くことができます。韓国街以外にも、学校から5キロほどの、古北という場所には居酒屋やお好み焼き屋など日本食レストランがたくさんあります。
上記の電車・バス・自転車・タクシーなどの充実した交通手段は、上海での暮らしに欠かせないものであるように感じています。