Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

上海師範大学
2018年5月号 文学部 M.N

・授業の紹介について

私は上海師範大学で週に4つの授業に参加しています。

一つは听力(リスニング)です。この授業は、HSKのリスニングテストにかなり近く、ひたすらリスニング問題を解き、聞き取り能力を高めるということを目標にしています。二つ目は读写(読み書き)です。文章を読み、単語の意味や発音を練習し、読解能力を高める授業です。龍谷大学の中国語の授業と同じような感じです。三つ目は口语(口語)です。この授業は中国語の発音など、とにかく話すことを重要にしています。教科書を用いて授業が行われますが、教科書の内容を頭に入れ、グループになり議論することがメインとなっています。そして、四つ目は泛读(漢字読解)です。この授業は主に漢字の由来や意味、部首の紹介をする授業なので日本人にとっては非常に簡単な授業です。漢字のない国の方々に向けた授業だと考えられます。

この四つの授業に加えて、太極拳やヨガ、音楽など課金して参加することのできる授業があります。私は選択していないので、授業は四つだけですが、選択している友達は非常に充実しているように感じます。また授業は基本的に午前のみです。45分 × 1~6ですので、午後がない日は11:15に授業が終了します。午後は各自留学生センターという施設で自習したり昼寝をしたり、遊びに行ったり様々です。

 

・学校イベント 「美食大会」

5月半ばに、国際交流イベントの「美食大会」に参加しました。美食大会は、各国ごとにその国のご飯を作り、伝統衣装を身につけて売るというイベントです。わたしたち日本人チームはお好み焼き、おにぎり、ちらし寿司を作りました。驚くことにお好み焼きの人気が凄まじく、お好み焼きは全世界で非常に有名であることを知りました。またわたしたちは法被と浴衣を着て参加したのですが、他の国の方々にもたくさん褒められ、嬉しかったです。他の国のご飯や衣装も非常に気合が入っておりました。わたしは残念ながらあまり食べることができなかったのですが、参加している人達は各国の特徴がよく出ていてとても美味しかったと言っていました。他の国の食文化や衣装を一気に堪能できましたので、楽しいイベントになりました。またこのようなイベントがあれば、ぜひ参加したいです。