Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

上海師範大学
2019年3月号 経営学部 T.W

オリエンテーションについて

私が入寮したのは2月23日で、二日後の25日に入学手続きがありました。

对外汉语学院と留学生中心の2か所に行く必要があり、对外汉语学院では必要書類の確認、実費の支払い、面接などが行われました。すべてのステップに英語と中国語が話せるスタッフの方がおり、次はどこに行けばよいかなど丁寧に教えてくれます。また、面接は堅苦しいものではなく、クラス分けのために行われるものなので、自分のできるレベル・行きたいクラスをゆっくり担当の先生に伝えれば大丈夫だと思います。

 

留学生中心では申込用紙の記入、保険の申込み、学生所要写真撮影、健康診断の申込みなどが行われました。申込用紙には中国の電話番号を記入する項目があります。私はまだ電話番号を持っていなかったのでそれを購入しました。料金も割安で、SIMカードのことについて分からないことがあれば中心で聞くこともできるので、このタイミングでの購入はおすすめです。また、龍谷大学の留学生は大学指定の保険に加入しているため上海師範大学が指定する保険に入る必要はありませんが、加入保険の証明書を持参して見せる必要があります。私は領収書を持参したのですが、証券番号と会社名がわかる書類でなければならなかったので、一度寮に取りに帰ることになりました。

 

最後にすべての項目が埋まった申込用紙を返却し、それと交換で記念品として「上海师范大学」と書かれたTシャツをもらいました。

 

健康診断、在留届の申請について

入学手続きから三日後の2月28日には健康診断、3月7日には在留届の申請がありました。この二つは学外の病院・公安局で行われるため、留学生みんなでバスに乗って行きます。中国の大学は全寮制で、登校時間を考慮する必要がないため、集合時間が健康診断の時は6時50分、在留届の申請は7時30分ととても早かったです。

 

バスの中では中国語と英語で手続きの仕方を説明してくれますが、私は両方とも聞き取るのが難しく、この時点ではあまりわかっていませんでした。入学手続きの時と同様、中国語と英語ができるスタッフの方が手続きを一緒に回ってくれるので、私はわからないことがあるたびに彼らに聞きに行きました。スタッフの方は留学生の扱いに慣れており、ゆっくり対応してくれるので、ちゃんと分かるまで質問するのがよいと思います。

 

健康診断の内容は、レントゲンや血液検査など日本のものとさほど違いません。料金もこちらで受けたほうが安いようなのでおすすめです。

 

帰りは全員が終了するのを待って行きのバスに乗って帰るか、タクシーや地下鉄を使って自分で帰るかどちらでもいいと言われました。健康診断の時は検査に時間がかかったのもありバスで帰りましたが、在留届申請の時はすでに授業が始まっていたため、タクシーで帰りました。どちらも大学からそれほど離れているわけではないので、苦労せず帰ることができます。

 

在留届を申請するとき一旦パスポートを預けますが、私の場合は約2週間で手続きが完了し、大学で受け取ることができました。