授業について
私は授業を5つ履修しています。3つは留学生用の授業、2つは韓日文化コンテンツ学部の授業です。
まずは留学生の授業を紹介します。1つ目は「대화와 자기표현(対話と自己表現) 」という授業で、この授業ではプレゼンテーションの方法について学習します。韓国では比較的日本よりもプレゼンテーションをする機会が多いため、とても役に立ちます。発表をどう始めてどう締めれば良いのか、グラフを説明する時にはどうすべきかなどを学び、最後には実際に発表を行います。
2つ目は「한국문화입문(韓国文化入門)」という授業です。この授業は基本的には英語で行われます。課外授業とゲストを呼んで講義してもらう形を週ごとで交互に行います。課外授業では、餅の博物館や南山タワー、ロッテワールドなどに行きました。講義をしてくれる方は英語または英語と韓国語を喋ることができる方が多かったです。
3つ目は「한국사회의이해 (韓国社会の理解)」という授業です。この授業も基本的には英語で、課外授業と講義が交互に行われます。課外授業では、大学の近くのお寺やお金の博物館、トクスグンなどに行きました。この授業も、講義ではゲストを呼んで英語または英語と韓国語で授業を受けます。作家さんや歴史の教授、戦争を体験された方など、滅多に聞くことの出来ないお話を聞けるので勉強になります。
学部の授業の1つ目は、「일본 애니메이션 분석과 스토리텔링(日本アニメーション分析とストーリーテリング)」という授業です。この授業では、ジブリ作品を初めとする日本のアニメ映画の分析を行います。チームである作品について分析をし、プレゼンテーションも行います。また、ゲストに作家の方が来られて、物語を作ってみるという授業もありました。映画の分析をすることで、ジブリ作品なども今までとは違った視点で観ることが出来るようになると思います。
2つ目は「문화콘텐츠 입문(文化コンテンツ入門)」という授業です。この授業は2人の教授が担当されています。文化コンテンツに関する基本的な知識を学ぶことができます。日本の事例が授業に出てくることもよくあります。入門なので、ウェブやデジタル、伝統的な文化、知的財産権に関する知識など様々な分野の内容が含まれており、履修してよかったと思っています。この授業もプレゼンテーションがあります。初対面の方とチームを組んだのでとても不安でしたが、同じグループの方々と協力しながら準備することが出来ました。
私が現在受けている授業には全て、少なくとも一度はプレゼンテーションがあります。毎回緊張してしまいますが、プレゼンテーションの内容はもちろん、英語や韓国語の勉強にもなると思います。
学祭について
5月に学祭がありました。私の大学では学祭は2日間行われるのですが、期間中でも授業があります。授業が終わってから、発表や外にある屋台を楽しみました。1日目は、ダンス部の発表や歌のコンテスト、ラップなどがステージで行われました。夜にはJANNABIとPSY、DJの方などが来られ、ステージには本当に沢山の人が集まりました。大盛り上がりで1日目の夜が終わり、寮まで帰る途中に屋台でご飯を買って帰りました。2日目は、学祭のために学校に設置された인생네컷 (日本でいうプリクラのようなもの)で友達と写真を撮りました。この日も外には学部の出し物や屋台などが設置されており、タッカンジョンを1日目と同様学生の公演もあったので盛り上がっている様子でした。今回、数年ぶりに学祭が開催されたこともあり、学生たちはとても楽しんでいるように見えました。