グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

台湾師範大学
2015年10月号 文学部 S.I

<カルチャーショックについて>

カルチャーショックはあまり感じていません。中国人とはこんなもんだという先入観の確認作業と中国と台湾での差異の認識作業です。ただ、こんなものだと納得はしているのですが、匂いについては考えさせられます。40年近く前に天津港に入港し上陸した折、同行していた女性が匂いがすごく気になると言っていたのを思い出しました。まずはこれは食習慣だから仕方がないのでしょうがニンニクの匂いです。
①MTC講師のニンニクの匂い、1メートル以上も離れているのに感じます。
②理髪店での店員のニンニクの匂い、これは職務上顔が非常に接近しますので、③タクシー乗車時の同じくニンニクの匂い、密室ですから逃れようがありません。
全てちょっとした心がけでしょうが非常に気になりますね。続いては台湾名物臭豆腐の匂い
①夜市に漂うこの匂い
②店によっては入店時にも匂う(これは個人的好き嫌いかもしれませんね、なにしろ台湾名物ですから)。
つぎには到着時から気になった師大夜市の下水の匂い、インフラがらみだから解決は難しいかもわかりませんね。
これはある日本人の指摘ですが、帰国すると車窓を流れる日本の景色が透明感が強くてとても綺麗と感じるとのこと。何故かと考えると思い当たるのが車窓の汚れ具合。日本ではタクシーもバスも窓ガラスは磨いている
ところが多いのですが、こちらではそうではないのでしょうね。そいう目で改めて観察すると、確かにタクシーもバスも窓ガラスは磨かれていませんでした。
<台南よもやま>
1、高雄駅から在来線に乗って台南駅まで移動。車窓を流れる風景は確かに台湾ですが、乗っている雰囲気はまるで日本の列車同様。MTCのテキストに記載されているように古都台南は食と歴史の街。大いに堪能しなければと思い大奮発して五つ星のホテルに宿泊、ところがなんと3泊4日連日の雨。雨の中の散策は気分よくありませんでしたねぇ。
2、台南には地域ごとに見所を記載し、見学コースまで図示している地図が数種類あります。その地図に基づき雨の中を4日間歩きました。やはり特筆ものは孔子廟ですか、他地域と異なり古色蒼然として雰囲気が醸し出されていました。卒業生の科挙試験の結果が貼り出されていてたりして楽しく見学しました。台南の歴史はやはり鄭成功ですね、美麗島台湾はじめての漢人政府出発の地ですものね。雨が降っても食べるのには関係ありません、おかげさまで2キロも肥えて、また減量苦に。
3、残念なことに美術館は準備中、そこで国立歴史博物館を見学しました。日本統治の50年間が詳しく展示されていました。これを見る限り台湾の人々は日本人に対して韓国人ほどには怨念を抱いていないと思えます。高雄市立歴史博物館は高雄の歴史を原住民から始めて2・28事件まで展示していました。やはり国立だからか台南の歴史がそれほど詳しくは展示されていなかったのが残念でした。ただ帰りに出口でタクシーに乗りたいので乗車場所を確認すると、インフォメーションで呼んでくれ、雨中を乗れる場所まで送ってくれました。なんと親切なことか。
4、台湾新幹線(高鉄)の悪口を2度目のMTC講師から授業中散々聞かされていました、彼女の個人的意見でしょうがあまり聞き良いものではありません。しかし高鉄台南駅のプラットホームは雨漏れしていました。事故が続いていたとか、赤字とか、ここまで手が回らないのかと思いましたが日本では考えられないことですね。
5、高雄よもやまに書き忘れたことをひとつ。台北の地下鉄の車内放送の案内は、国語(マンダリン)、閩南語、客家語と英語ですが、高雄の地下鉄では、ターミナル駅の車内放送の案内に日本語が追加されていました。一寸びっくりしました。