Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

台湾師範大学
2013年3月号 国際文化学部 H.O

日本から持って来たら良かったと思うものについて

台湾ではほとんどの日本製品は手に入るので、これといって持ってこなかったことを後悔しているものはありません。しいて言うならば、中国語辞書や文法書などを事前に準備して持ってくればよかったな、と思います。語学学校で使われる教科書は、もちろん日本語で書かれておらず、英語で書かれているので、説明がよくわからない時がたまにあります。なので、日本語で書かれた文法書などを日本から買ってくればよかったな、と思いました。また、日系の本屋さんや、大きな本屋さんなどにも日本の文法書なども売っているのですが、やはり品数も少ないし、割高な気がします。なので、私は単語の意味が分からない時は、携帯の中国語辞書を使って意味を調べたり、文法がよく分からない時には、ネットを使って調べたりしています。やはり少し面倒なので、日本から中国語辞書や文法書を持って来ればよかったと今更ですが思っています。逆に、持ってきてよかったと思うものはやはりスマートフォンです。ネットをするためだけに持ってきたのですが、台湾ではWifiを無料で使える場所が日本よりはるかに多いです。ほとんどのカフェでWifi経由でネットをすることができるし、店員さんにパスワードを聞けばすぐに教えてもらえます。やはり、街中でもネットができる状態なのは、何かと便利なのでスマートフォンは持ってきてよかったな、と思います。

 

現地の学生、友人について

台湾の学生はとにかく真面目で勉強熱心です。どの授業もたくさん宿題を出されるのですが、どんなに多くても手を抜かずきちんとやってきます。日本人の大学生よりも何倍も勉強熱心だと思います。また、授業中も何か質問があればすぐに手を挙げて先生に質問をしているのをよく見かけます。こういう点も日本の学生とは違うな、とつくづく思います。また、台湾には日本語を勉強している学生や日本に興味のある学生が山ほどいるので、友達もたくさんできます。私の台湾人の友人はほぼ全員日本語を勉強している人や日本語を話せるのですが、本当に日本に興味があるんだな、日本語を勉強したいんだな、というのが伝わってきます。知らない単語があれば、すぐに意味をメモに取って積極的に覚えようとしたりしています。友人たちにもよく言われるのですが、彼らは私よりもよく日本について知っていると思います。よく遊びに誘ってくれるのですが、毎回毎回新しい中国語を知ることができるし、台湾について新しい発見があって毎回新鮮でとても楽しいです。彼らは私に対して本当によくしてくれているので、感謝しきれません。

 

自由テーマ

今月から語学学校の新しい学期が始まりました。私のクラスは全員で7人です。日本人が4人、韓国人が1人、スペイン人が1人、グアテマラ人が1人の7人です。どのクラスにも日本人は少なからず1人はいるといわれているくらいに、この学校には日本人の数がとにかく多いです。しかし、国際色も豊かなので、授業中には先生から自分の国に関しての質問をたくさんされます。また、最近は、各国の教育制度や政府についてのプレゼンテーションや討論をすることもあります。これまで語学学校で授業を受けてきて、台湾だけでなく今まであまり知らなかった国についても興味を持つこともできました。反対に、たくさんの外国人の友人たちも日本に興味を持ってくれるようになりました。いろんな国の人と話をすることはやはり貴重な機会だし、興味深いので毎日の授業がとても楽しいです。残りわずかの留学生活も充実したものになればいいな、と思います。