Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

台湾師範大学
2014年3月号 国際文化学部 M.U

<環境について>

台湾師範大学のある場所は第一都市の台北市で、何をするにも便利な場所です。MRT(地下鉄)の駅も近くに2つあり、バスも沢山通ります。大学の裏には永康街という小龍包のお店が多く並ぶことで有名な観光地や、若者向けの服屋や飲食店が多く立ち並ぶ師大夜市があります。師範大学は他大学に比べると少し狭いですが、大きな運動場や温水プールが、あることから、平日の夕方や休日には多くの一般市民も訪れます。

台湾は日本と比べて物価が安く、特に運賃や食べ物はとても安いです。私は頻繁にMRTを利用するのですが、乗車時間が20分程度の距離なら20(65)程しかかかりません。一番長い距離でも65(220)ととても安いです。遊遊という日本のICOCASUICAのようなIC乗車券を使うと更に安くなります。食べ物の値段は、夜市や小さいお店のものはとても安いです。一食100(320)程でお腹一杯になります。

衛生面について、街中はとても綺麗とまでは言えませんが比較的綺麗だと思います。しかし、台北市から出て少し田舎に行くと、バスが古かったりトイレが汚かったり、ということが多く見られます。また、私の住んでいる寮は正直あまり綺麗ではありません。師範大学の寮は大学に近いほど古いと言われているのですが、私の住んでいる寮は大学のすぐ裏にありとても古いです。

<寮について>

上記した通り、私の住んでいる寮は古く、あまり綺麗ではありません。設備は必要最低限しかありません。部屋は4人部屋で、一人ずつ蛍光灯付きの机と椅子とロフトベッドとクローゼットが用意されています。ロフトベッドに布団は無く、みんな師大夜市のお店に各自で買いに行きます。夏には蚊が多いことからベッドの周りに蚊帳を張る人も多いです。蚊帳を張ることでパーソナルスペースの確保にもなるので、私も使用しています。その他の生活に必要な物も、全て近くのお店で揃える事ができます。トイレとシャワーは階ごとに共同で使用し、共に10個ずつあります。トイレにトイレットペーパーは無く、みんな自分で購入しています。また、ワンフロアごとに飲料水と熱湯の出る機械が設置されています。しかし、寮にはキッチンや電子レンジはありません。その為、食事は全て外食か夜市・コンビニなどで購入したもので済ませます。自炊ができなくても、台湾は物価が安いので膨大な食費がかかるという訳ではなく安心です。

このように寮に関しては不便なことが多いですが、意外とすぐに慣れてしまいました。4人部屋ということも最初はとても不安でしたが、基本的に部屋にいる時は、みんな宿題をしているかパソコンを使用しているか寝ているかなので、元々ストレスを溜めにくい性格の私は特に問題なく生活しています。ネットの回線については、入学時にひとりひとりに師範大学のwifiIDとパスワードが配布され、大学内と寮の中であればどこでも使用できるのでとても便利です。