Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

国立高雄科技大学
2025年2月号 文学部 K.S

① 渡航・入国について

 私は2月10日に成田国際空港から出国し、高雄国際空港までタイガーエア台湾を利用して渡航しました。関東出身のため、関西空港ではなく実家から近い成田空港から出発する便を選び、チケットを予約しました。

 以前、関西空港からPeachを利用して高雄まで行ったことがあるのですが、その時は体が痛くなることはありませんでした。しかし、今回は成田発の便だったため、日本上空を飛んでいる時間が長くなり、飛行時間は約5時間弱に及びました。その結果、さすがに体が痛くなってしまいました。

 居留ビザで入国する場合は、オンライン入国カードの記入は不要で、パスポートを持って直接入国審査のカウンターへ向かいます。また、同じ便で入国する外国人が少なかったため、ほとんど待つことなくスムーズに入国することができました。その後、レーンに出てきたスーツケースを受け取り、税関を通過し、無事に入国しました。

 入国後は事前に予約していた30日分のプリペイドSIMカードを受け取るため、出口を出てすぐの中華電信のカウンターへ向かいました。

 私の入寮日は2月15日でしたが、2月10日からOIAでのチェックインが可能だったため、早めに入国してチェックインを済ませ、学生証を受け取りました。入寮日までは高雄駅付近のホテルに滞在し、居留証の申請や生活用品の準備などを行いました。

 

 

② オリエンテーション・授業選択について

 最初の履修登録は1月中旬頃、日本からインターネット上で行いました。体育は一科目しか選択できませんが、それ以外は学科ごとの制限がない限り、自由に履修できます。また、授業開始から一週間の間は、履修登録サイトで科目の追加や削除が自由にできるため、自分に合わないと思った科目を変更することが可能です。

 留学生向けのオリエンテーションは2月26日に実施されました。参加の有無や昼食の希望などを、事前にGoogleフォームで入力する必要がありました。オリエンテーションの流れとしては、まず国際処長の挨拶があり、その後、教務処と学務処による説明、生活安全に関する説明、最後に国際処からの案内があり、午前の部が終了しました。昼食後には歓迎パーティーが開かれ、国際学生コミュニティの紹介やフリートーク、記念撮影が行われました。

 昼食には、おにぎりと紅茶をいただきました。日本の三角形のおにぎりではなく、どちらかというと一時期流行した「おにぎらず」に近い形で、ボリュームがあり、とても美味しかったです。また、帰り際にはドリンクが配られ、自分はタピオカ入りの紅茶をもらいました。

 このオリエンテーションを通じて、他国からの留学生や、日本の他大学から来た留学生と友達になることができました。また、その日の夜には、知り合った同じキャンパスの留学生と一緒にバスケットボールをしにコートへ向かいました。現地の大学生がプレーしているところに混ぜてもらい、ドイツ・ベトナム・日本チーム、フランスチーム、台湾チームに分かれて試合をしました。久しぶりに体を動かしたため、とても疲れましたが、みんなで楽しくプレーでき、とても良い思い出になりました。