① 授業紹介
私は現在、「華語2」「華語3」「華語4」、そして「TOCFL対策講座」のあわせて4つの授業を履修しています。
「華語2」と「華語4」は同じ先生が担当しており、教科書に沿って、場面ごとの会話表現などを学んでいます。授業の冒頭には、祝日や直近の文化イベントについて、映像や詳しい情報を交えて先生が紹介してくださることもあり、語学だけでなく文化理解にもつながっています。
中間テストはレポート作成で、期末テストはリスニングと文法問題などをインターネット上で行います。
「華語3」も同様に教科書を使って進められますが、各テーマについて自分の意見を述べる機会が多くあり、中間テスト、期末テストはどちらも筆記式でした。また中間テスト際には追加でプレゼンテーションを行うなど、より表現力を鍛えることができる内容です。
また、即興で営業の人と顧客間のシチュエーションを表現するスピーキングテストがありました。
「TOCFL対策講座」は週に2回、各回3時間、建工キャンパスで行われています。主にリスニングとリーディングの対策が中心で、授業は基本的にすべて中国語で進められます。意味の説明の際に一部英語が使われることもありますが、基本的には中国語を使って中国語を学ぶ形式です。また、授業中に話題に関連して「自分の国ではどうか」と意見を求められることもあり、聞くだけでなく自分で話す機会もあるため、四技能をバランスよく鍛えることができると感じています。
② お金について
台湾では、1元、5元、10元、50元の硬貨と、100元、200元、500元、1000元、2000元の紙幣があります。ただし、200元や2000元は流通量が少なく、日常生活で目にすることはほとんどありません。また、500元や1000元などの高額紙幣を使うと、機械で偽札でないかチェックされることもあります。
実際に、学校内のセブンイレブンで会計した際、レジの透明マットの下に「偽札」と書かれた100元札が置かれているのを見かけたことがありました。ぱっと見では違いが分かりませんでしたが、日本と比べて偽札への警戒が強いのだと実感しました。
また、10元硬貨には複数のデザインがあるため、自動販売機で認識されずに戻ってきてしまうことがあり、買いたいものが買えないことも時々あります。硬貨がそのまま通過して検知されるタイプの機械では問題ありませんが、硬貨を識別するタイプの自販機ではうまく認識されず、弾かれてしまうことがあります。
また、台湾のATMを使って口座から現金を引き出す際は、最低金額が1000元からとなっています。以前500元を引き出そうとした際に、ATMでは降ろすことが出来なかったので、少し不便だと感じました。
しかしATMによっては1000元を100元札10枚で崩した状態で引き出すことができるので、この機能にはとても助かっています。
また、手数料の有無も各社銀行のATMによって違うため、よく確認が必要です。私は手数料無料の國泰世華銀行のATMをよく使用しています。