Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

国立高雄科技大学
2026年1月号 文学部 K.S

①この留学を振り返って

 この一年間は、長いようでとても短く、時間があっという間に過ぎていきました。滞在中は大変なことも色々ありましたが、今回留学に挑戦して本当によかったと感じています。

 私は台湾南部ののんびりとした雰囲気が好きで、高雄にあるこの留学先を選びました。渡航当初はとても慌ただしく、慣れない環境に戸惑うこともありましたが、学校の方や学生の皆さんが親切で、とても暮らしやすく、安全に過ごすことができました。

 海外で外国人として生活する苦労や大変さを、身をもって体験しました。異国の地で一人で生活していると、不安に感じることもありますが、自分自身を見つめ直す良い機会になったと思います。これから何をして、どうなりたいのかなど、多くの刺激を受けながら考えることができた、貴重な時間でした。

 留学という過程を通して、ビザの発給から帰国までを一人で手配するなど、自分で一から行動する積極性を高めることができたと感じています。一方で、銀行口座の一時凍結といったトラブルや行政関係の手続きなど、自分ひとりでは解決できない問題に直面したこともありました。そのような場面では、抱え込まずに周りの人の力を頼ることの大切さを、実体験を通して改めて学ぶことができました。

 留学と聞くと「言語が上達する」という点がまず思い浮かびますが、それ以上に、海外で一人生活する中でできるようになったことや、不慣れながらも外国語で相手と交渉できた経験など、さまざまな体験を通して人間的に成長し、より自分自身を知ることができた点に、大きな意義があったと感じています。

 

②留学経験をどのように活かすか

 今回の交換留学を通して得ることができた語学力や行動力を、次の挑戦につなげていきたいと考えています。

 私は卒業年度を一年遅らせたため、まずは研究活動に注力したいと思います。また同時に就職活動も始める予定なので、今後のキャリアについても考えながら行動していきたいです。

 現時点では、あまり大きな目標ははっきりと浮かんでいませんが、何事にも挑戦してみてもよいのではないかと漠然と考えています。今回の留学を通して、実際にやってみることの面白さや、イメージ通りにはいかない難しさを多く知ることができました。これからもさまざまなことに積極的にチャレンジしていきたいと思います。

 今回、中国語枠での派遣でしたが、さまざまな言語に触れる機会があり、帰国後も中国語をはじめ、他の言語の学習も継続していきたいと考えています。不慣れであっても、現地の人々と言葉を通じて意思疎通ができると、お互いに嬉しく感じますし、相手を尊重することにもつながると思います。

 今後の人生設計はまだ分かりませんが、海外で外国人として一年間生活した経験は、今後どの場所に行っても活かせるものだと感じています。日本での生活もとても充実していますが、将来また機会があれば、台湾や他の国にも行ってみたいと思います。