Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

タマサート大学
2017年4月号 経済学部 A.O

①カルチャーショックについて

約9ヶ月こちらで過ごしてきましたが、私が感じたカルチャーショックは2つあります。1つめは食べ物に対する意識の違いです。多くのタイ人の友人は食事を残すことに全く戸惑いを見せません。知人だけではなく、レストランやフードコートでも大量に残す人たちをよく見ます。私が履修している「Thai Cuisine」という授業で実際に食材を使って実習をする機会があったのですが、タイ人学生たちが完成したものに手をつけず、捨てているのをみて驚きました。タイは食料自給率が高く、農業に適した気候に恵まれているおかげか、食べ物が安い価格で町中に溢れているので食べ物に対する意識が日本人とは異なっているのかもしれないと思うことがこの9ヶ月の生活の中で何度もありました。もう一つは、タイ(特にバンコク?)は階級社会であることです。私は外国人なのでこの階級制度の外側に位置していますが、バンコクで暮らしているとタイ人の間にヒエラルキー存在していることが私にもわかるくらい階級制度は色濃く存在しています。

 

②ソンクラーンについて

4月13日から15日まではソンクラーンと呼ばれるタイの旧正月でした。タマサート大学は4月11から16日まで学校が休みになりました。ソンクラーン休みの期間は大学によって異なるみたいです。ソンクラーンといえば水かけ祭りとして有名ですよね。実際に13日から15日は街のいたるところで水かけバトルが繰り広げられていました。私は15日だけ本格的にこのお祭りに参加したのですが、本当に無礼講で、道行く人にウォーターガンで頭から足まで水をかけられ、売店の70歳を過ぎたくらいのおばあさんからも隙を付かれペットボトルの水を服の中に注がれました(笑)本当に無礼講すぎるお祭りなので、このお祭りを嫌う人も多く、何人かのタイ人の知人はこの期間は他の国へ避難するか、家から一歩もでないという人もいました。面白いイベントですが、この期間は事故率や犯罪率が高くなるようなので、参加する際は羽目を外しすぎない程度に楽しみましょう。

 

ゴミ処理システムが不十分な点も当初はショック(?)でした

慢性的な渋滞にもびっくりでした