① 余暇の過ごし方
土曜日と日曜日は授業が休みなので、基本的には学校の図書館で自習したり、部屋の掃除、片付けをしたりしています。土日は寮の地下にあるフードコートが休みだったり、学校近辺の食堂も休みのところが多かったりします。土曜日か日曜日のどちらかは絶対に外出するようにしています。学校の外に出ることで、台灣の人々の生活を直に感じる事ができるからです。
台灣では公共交通機関が非常に安く、便利であることは、以前のマンスリーレポートでも述べましたが、それに加えて美術館や博物館等の施設の入館料もとても安いです。さらに国立故宮博物院は、学生証の提示で入館が無料になります。なので、毎週土日のどちらかはこういった施設へ足を運ぶことが多いです。
寮が大学内にあるので、授業がある平日はあまり体を動かす機会がなく運動不足になりがちなので、最近は授業終わりに校内のグラウンドでランニングしています。グラウンドは照明が点いており夜も明るく、多くの学生や近隣の住民で賑わっています。
② 夏休み
淡江大学では、期末試験終了後、6月下旬から9月上旬までの間が夏休みになります。日本の大学より夏休みが長く、その間今までできなかったいろいろなことにチャレンジできました。そのうちの一つ、東南アジア一人旅について書きたいと思います。私は夏休みの内一ヶ月ほど、東南アジアへ一人旅に行きました。いつかは行きたいと思っていたのですが、日本にいる時は毎年何かと忙しく、中々実行することができずにいました。
今回、マレーシア、タイ、ベトナムの3カ国へ行きました。台灣は日本と同じくらい治安が良いので、自分の中で海外にいるという感覚があまりなく、だからこそ旅行当日、一人ということもあり台灣を離れる時は本当に不安でした。しかし、今振り返ってみるとすごく充実した一ヶ月を送ることができたと感じるし、幸いにも盗難などの被害にも遭いませんでした(若干、ボッタクリには遭いましたが。)。それぞれの国の全く異なる文化に触れることができ、自分の中の視野が広がったと思います。例えば、マレーシアに着いたばかりの頃は、イスラム教徒の多さや町中のモスクを見て異文化の中に自分がいるということを実感し、世界はとても広く、自分が知らないことはまだたくさんあるということを痛感しました。
帰国後、新学期が始まって驚いたのは、新しいルームメイトがベトナム人の子だったことです。彼女とは会ったその日からベトナムについての話で盛り上がったので、そういう面でも旅行に行って良かったなぁと思いました。