Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

淡江大学
2019年10月号 国際学部 Y.S

①カルチャーショックについて

台湾は日本と馴染みのある国であるからか、大きなカルチャーショックを受けたことはありません。違いを挙げるとしたら、食事と気候の面の違いは大きいかと思います。台湾は外食文化であるため、ほとんどのお店で外帯(お持ち帰り)をすることができ、内用(店内で食べること)でも食べられなった分は、持ち帰ることが出来ます。またお店にもよりますが、他のお店で買った飲み物などを持ち込むことも可能です。食費も日本に比べて、とても安いです。特に学校の周りのお店は、台北市内よりさらに安く、350円以下でお腹一杯食べられるところがほとんどです。気候面で言うと、夏は日本に比べて湿気がすごくとても暑いです。雨の日や朝晩は少し冷えますが、10月下旬でも半袖で過ごせる日が多いです。日本と似て、台風が良く来ます。この前も台風の為、学校が休みになりました。

また台湾人は日本人よりも順番を大切にします。電車だけでなく、エレベーターを待つときも綺麗に並びます。最初見たときはとても驚きました。電車の中の優先座席も好んで座りません。お年寄りや体の不自由な人、子供や妊婦が来たら、多くの台湾人は席を譲ります。本当に台湾人はとても親切で優しい人が多いです。また、台湾の電車、バスでは飲食が禁止されています。

さらに台湾は日本に比べて環境保全に対する取り組みが進んでいます。スーパーはもちろん、コンビニやドラッグストアでも袋は有料です。ストローを提供していないコンビニなどもあります。

 

②勉強方法について

私が中国語を勉強し始めたのは、龍谷大学に入学してからでした。そのため台湾に来たばかりの頃は、ほとんど喋ることも読むことも出来ませんでした。幸い、淡江大学の留学生の中国語のレベルは幅広く、同じような留学生が多くいました。中国語の授業の時間はそれほど多くないので、予習と復習が必須になります。特に淡水キャンパスでの中国語の授業は二時間しかないため、授業も急ぎ足なので先生も予習と復習をするように言います。分からない所があったら、授業後に先生に尋ねたり、友達に聞くようにしています。また、私は毎日単語帳と自分で作ったノートに単語や文法をまとめるようにしています。やはり毎日スケジュールを決めて、勉強をするのが一番良いと思います。しかし、後期になって宿題が増え、なかなか自習の時間が取れないので、時間を確保できるように工夫をしていきたいなと考えています。

帰国後にHSK5級を取得することを目標にしているので、HSK5級のリスニング問題を聞くようにしています。中国と台湾で言葉の意味や言い回しが違うので、その違いに慣れるようにしています。簡体字と繁体字の違いだけでないのが難しい所です。今の一番の課題は話すことです。リスニングは授業や日常生活で自然と鍛えられる部分がありますが、スピーキングは自ら話すことが一番のカギです。なので台湾人の友達をもっと作って、積極的に話す機会を増やしたいと思います。

 ←九份

 ←スタバのライチフルーツティー