Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

淡江大学
2022年6月号 政策学研究科 F.K

①オンライン授業での大変なことについて 

今まで書いてきた内容と重なりますが、事前に与えられる情報量が少なくて困ります。ここはその都度聞くのに加えて、日本人のコミュニティに頼るのがいいと思います。後はオンライン特有のミーティングルームに入れなかったり、音声が途切れたりなどの問題もありましたが、オンラインでは避けて通れない問題だと感じました。大変というより、一番の悩みだったのが中国語の習得が現地より難しいことです。現地の人と会話できないのはやっぱりかなりのハンデだと思います。ここは本当にどうしようもなかったです。以上がオンライン授業で大変だったことになります。 

 

②留学生活全体を振り返って 

当初はオンライン留学で中国語の習得や自身の成長など得られるものが少ないのではと心配しましたが、思っていたよりも得られるものはありました。現地でもオンライン留学でも大切なのは積極性だと思います。日本人は他国の生徒に比べて控えめであったり、問題が発生しても助けを求めなかったりする人もいましたが、海外では言ってなんぼみたいな部分があるので、そこはオンライン留学でも鍛えられた部分かなと思います。だれも察してくれないので、早いこと言葉に出して助けを求めることをおすすめします。 

 授業内で他国の生徒たちとディスカッションする機会がありましたが、これもいい経験になりました。日本でだと出る意見が少なかったり、議論を穏便に済ませる傾向にありますが、海外ではぶつかってなんぼ、自分の意見を主張して当然といったような感じでした。それはそれで意見をまとめるのが大変でしたが、いい経験になりました。 

最後になりますが、淡江大學の教職員は本当に優しく、トラブルにはすぐに対応して下さり本当に助かりました。オンライン留学で参加する生徒が少ないのに加え、準備などかなり大変だったと思いますが、オンラインでも学習する機会を与えて下さった淡江大學、龍谷大学の教職員の皆さまには感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。今後淡江大學に留学される方々は現地渡航になると思いますが、このレポートが皆さまの一助になれば幸いです。